並列タイトル等Evaluation of interlaminar shear strength testing method for carbon/carbon composite materials
タイトル(掲載誌)航空宇宙技術研究所資料 = Technical Memorandum of National Aerospace Laboratory
一般注記先進耐熱性複合材料であるカーボン/カーボン(C/C)材料の力学的特性評価技術の確立を目指して、層間せん断強さ試験方法に関する検討を行った。層間せん断強さ試験方法としては、FRP(繊維強化プラスチック)の標準的な試験方法を参考にして、ショートビーム(短い梁)試験片の3点曲げ試験法、および目違い切欠き試験片の圧縮試験法を取り上げた。そして、両試験方法の標準化のための基礎評価に必要なデータを収集した。3点曲げ試験法は支点間距離と試験片厚さの比が層間せん断強さに影響することを明らかにした。また圧縮試験法では2個の座屈防止用の試験ジグ間に試験片を挟んで保持する際の締め付け力、および試験ジグの試験片を保持する側の形状が、層間せん断強さに影響することを明らかにした。層間せん断強さ試験においては、上述の事項を統一して行うことが重要である。
This report shows the results of interlaminar shear tests of carbon fiber fabric reinforced carbon matrix composite materials. Test data were collected in order to evaluate the following two main test methods: a compression test of double notched specimen and a three-point bending test of a short beam specimen, which may be standardized for estimating interlaminar shear strength.
資料番号: AA0001322000
レポート番号: NAL TM-722
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース宇宙航空研究開発機構 : 宇宙航空研究開発機構リポジトリ