著者・編者慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
Graduate School of System Design and Management (SDM), Keio University
タイトル(掲載誌)宇宙航空研究開発機構契約報告 = JAXA Contract Report
一般注記本稿では、JAXAの「我が国の既存交通網を補完するUrban Air Mobility(UAM)の運用方式に関する調査検討作業仕様書(請負)」の委託契約を基に、2020年度に慶應義塾大学が実施した調査結果をまとめている。本委託調査は、社会的インパクトが高く近い将来に実現が見込まれる事例(例:関西地区における二次交通用途)を想定し、既存交通網を補完するUAMの飛行方式、運航管理システム、運航管理方式*1に関するJAXAの研究開発計画に反映することを目的に実施した。本委託調査では、各事例の地域的、経済的背景からブレイクダウンされる社会的・技術的課題及びシステム要求をシステムデザインの観点から明らかにすることを重要視したため、ヒアリングやアンケートを含めた各ステークホルダーの具体的・潜在的ニーズを引き出すことに留意した。運航管理システムは、P.2~P.3に示すようにJAXAが提案手法例を示し、その手法を参考に慶應義塾大学に提案してもらった。表Aに現状考えられている運航管理システム(案)と、その課題、表Bに運用における課題の例、表Cに運航管理方式案(参考)を記載する。本調査の成果は、空の移動革命に向けた官民協議会ユースケース検討会への提案に繋がり、今後開発を予定している次世代空ビリティの協調的運航管理技術や、運航管理システムのアーキテクチャ設計の参考にも使用する予定である。なお、P.4以降の委託調査の報告は当時の用語を使用しており、UAMをeVTOLと記載している箇所があることに注意すること。
形態: カラー図版あり
Physical characteristics: Original contains color illustrations
資料番号: AA2230018000
レポート番号: JAXA-CR-22-003
一次資料へのリンクURLhttps://jaxa.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=49046&item_no=1&attribute_id=31&file_no=1
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース宇宙航空研究開発機構 : 宇宙航空研究開発機構リポジトリ