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書誌情報
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- 資料種別
- 図書
- 著者・編者
- 山崎, 勝義
- 著者標目
- 出版事項
- 本文の言語コード
- jpn
- NDC
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- type:text量子力学に登場する波動関数(や固有関数)を物理的に正しい形にするためには,関数の大きさの2乗の空間全体での総和(積分値)が1に等しくなるように規格化を行う必要がある。系の存在確率(あるいは出現確率)の総和が1であるという原則を満たすための作業であるが,必ずしも1に規格化できない場合がある。たとえば,運動量pをもち,x方向に進行する平面波を表す固有関数(x)=Aexp(2πipx/h)を規格化しようとすると,波動関数の大きさの2乗の積分値が∞になってしまい規格化定数Aの大きさを決めることができない。本書は,1に規格化することができない連続固有値をもつ固有(波動)関数の規格化を理解し,位置と運動量の不確定性関係をFourier変換の関係として理解するために書かれたmonographである。第3版第1刷