古代メソポタミアにおける神聖顕現 : ウル第3王朝期の『物の神格化』
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 辻坂 真也
- 著者標目
- 並列タイトル等
- Hierophany in Ancient Mesopotamia : Deification of Objects during the Third Dynasty of Ur
- タイトル(掲載誌)
- 基督教研究 = Studies in Christianity
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 81(2):2019.12
- 掲載巻
- 81
- 掲載号
- 2
- 掲載ページ
- 61-80
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2019-12
- ISSN(掲載誌)
- 0387-3080
- ISSN-L(掲載誌)
- 0387-3080
- 出版事項(掲載誌)
- 京都 : 基督教研究会
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z9-72
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 030143980
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- 古代メソポタミアにおいて王権は神より与えられるものであり、王は常に神の従者であった。しかし紀元前3千年期末に登場したウル第3王朝の王は自身を神格化したことで知られている。王の神格化について、我々はその現象を、国家の統治や権力の拡大を意図した政治的な観念として解釈することが多い。しかしウル第3王朝期においては、神へと昇華されたものは、王だけではなく、椅子や碑といった道具も含まれていた。この王と人工物の神格化は先行研究でも論じられているが、しかしこれら全てを1つの現象として、あるいは関連付けて研究されることは殆ど無かった。そのため本論は王の神格化が行われたウル第3王朝において、この道具の神格化が拡大したことを明らかにし、従来見過ごされてきた、この時代特有の宗教観を詳らかにする。この研究はまた、如何にして神聖なるものは示現するのかについての理解も深めるだろう。In ancient Mesopotamia, kingship was bestowed by gods, and kings were always the servants of gods. However, at the end of the third millennium BC, rulers of the third dynasty of Ur were known for their practice of royal deification. When we encounter royal deification, it is often associated with a political ideology that intends to expand the authority of a country or administration. Moreover, not only kings but also thrones and stelae were deified during the Ur III Period. The deifications of kings and artifacts have been discussed separately, but previous research has never studied these practices as the same phenomenon or related them to one another. Therefore, the aim of this study is to reveal the expansion of object deification in the third dynasty of Ur and to clarify this peculiar religious perspective in this period. This paper also attempts to develop an understanding of how divinity appears in civilizations.
- DOI
- 10.14988/00028376
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 著作者情報
- 基督教研究会
- 掲載誌(NCID)
- AN00063325
- 別の記録形式
- URI : 掲載刊行物所蔵情報へのリンク / Link to Contents
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
- 提供元機関・データベース
- 同志社大学 : 同志社大学学術リポジトリ
- 要約等
- 古代メソポタミアにおいて王権は神より与えられるものであり、王は常に神の従者であった。しかし紀元前3千年期末に登場したウル第3王朝の王は自身を神格化したことで知られている。王の神格化について、我々はその現象を、国家の統治や権力の拡大を意図した政治的な観念として解釈することが多い。しかしウル第3王朝期においては、神へと昇華されたものは、王だけではなく、椅子や碑といった道具も含まれていた。この王と人工物の神格化は先行研究でも論じられているが、しかしこれら全てを1つの現象として、あるいは関連付けて研究されることは殆ど無かった。そのため本論は王の神格化が行われたウル第3王朝において、この道具の神格化が拡大したことを明らかにし、従来見過ごされてきた、この時代特有の宗教観を詳らかにする。この研究はまた、如何にして神聖なるものは示現するのかについての理解も深めるだろう。
- DOI
- 10.14988/00028376
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 関連情報(URI)
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center学術機関リポジトリデータベース雑誌記事索引データベースCiNii Articles
- 書誌ID(NDLBibID)
- 030143980
- NII論文ID
- 120007126827