一般注記type:text
[はじめに]近年、専門の苗生産業者が植物苗を生産し、一般栽培農家に販売する植物苗生産・流通システムが拡大しつつあるが、栽培期間が短く販売単価の安いホウレンソウ等の葉菜類の流通苗産業は、未だに確立されていない。ホウレンソウは長日植物と分類され、春夏栽培では栽培期間中に抽苔する。この期間中、比較的抽苔が遅い品種を選ぶ等の方法で栽培が行われているが、日本在来ホウレンソウ等抽苔の早い品種の栽培は困難である。そこで、本研究では、人工光下育苗時の明期期間を調節することにより、長日条件下に定植しても抽苔しない付加価値の高いホウレンソウ流通苗生産システムの構築を目的とし、人工光下育苗時の明期時間が定植後の抽苔と成長に及ほす影響を調べた。
初出 : 日本農業気象学会全国大会・日本生物環境調節学会集会合同大会・農業施設学会大会合同体会講演要旨(1998年) p.214-215
source:植物苗生産における環境調節とその効果に関する研究論文集 : [1]1995-1998
一次資料へのリンクURLhttps://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/108126/kozai-1998-4.pdf
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)