一般注記type:text
[はじめに]サツマイモ挿し穂苗( 以下、挿し穂苗) は、一般に温室内で生育させた増殖母株の主枝または分技を6節(実際には、3-8節の範囲で変動)で切断して得た、挿し穂と増殖元株を生長させたものを、次世代の増殖元株とすることにより増殖される( 第1図) 。増殖母株から得た6節の挿し穂をさらに1節ごとに切り分けて、単節挿し穂として、それぞれを次世代の増殖母株数とすれば1世代あたりの挿し穂の数が増える(第2図)。温室への二酸化炭素施用などにより、挿し穂の生長を促進することができれば挿し穂苗生産速度を増大することが可能であると考えられる。そこで本実験では、自然光型小型水耕温室内において、二酸化炭素濃度および3節/単節挿し穂の違いが植物体の生長および挿し穂苗の生産速度に及ぼす影響について検討した。
初出 : 日本農業気象学会全国大会日本生物環境調節学会集会合同大会日本植物工場学会大会講演要旨(1997年) p.252-253
source:植物苗生産における環境調節とその効果に関する研究論文集 : [1]1995-1998
一次資料へのリンクURLhttps://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/108129/kozai-1997-7.pdf
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)