一般注記type:text
[はじめに]光強度は芝草の生長に影蓉を及ぼす重要な環境要因のひとつであり、光強度が芝草の生長に及ぽす影響を明らかにすることは芝生を管理する上で重要である。屋外では、光強度以外の環境要因が変動するため、光強度が芝草の生長に及ぼす影響を明らかにすることは難しい。これに対し、制御環境下で芝草を栽培することで、光強度が芝草の生長に及ぼす影響を明らかにできる。また、芝草が芝生として利用される場合、芝草の地上部の一部が定期的に刈り込まれ、同化産物の一部が廃棄される。このような場合に、芝草の生長に及ぽす光強度の影響を定量的に調べた報告は見当たらない。そこで本研究では、制御環境下において光合成有効光量子束密度(以下、PPFD) が刈り込まれた芝草の生長に及ぽす影響を明らかにするため、3段階のPPFD(300、600および900μmol m -2 s -1)下で一定期間ごとに刈り込んで栽培した芝草の生長を比較した。
初出 : 日本農業気象学会大会日本生物環境調節学会集会合同大会講演要旨(1996年) p.134-135
source:植物苗生産における環境調節とその効果に関する研究論文集 : [1]1995-1998
一次資料へのリンクURLhttps://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/108135/kozai-1996-7.pdf
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)