文書・図像類

アレルギー疾患遺伝子治療モデルの開発

文書・図像類を表すアイコン

アレルギー疾患遺伝子治療モデルの開発

資料種別
文書・図像類
著者
徳久, 剛史
出版者
-
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
493.14
すべて見る

資料に関する注記

一般注記:

type:text研究種目:科学研究費補助金基盤研究(B)報告年度:2001年度...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

  • 千葉大学学術成果リポジトリ

    デジタル
    連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。

書誌情報

この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。

デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
徳久, 剛史
著者標目
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
type:text
研究種目:科学研究費補助金基盤研究(B)
報告年度:2001年度
研究課題番号:12557046
研究概要:私達は、胚中心におけるメモリーB細胞分化に必須な転写抑制因子であるBCL6の機能解析から、BCL6欠損(KO)マウスが著しい好酸球性アレルギー炎症を起こすことや、その標的遺伝子の一つがIL-5遺伝子であることを見いだしている。そこで本研究では、BCL6の発現を制御したモデルマウスを作製することにより、アレルギー疾患の遺伝子治療法の開発を目指した。その結果、胚中心ができなくてもIgEやIgMのメモリーB細胞が正常B細胞と同程度に分化してくることや、そのメモリーB細胞のV領域遺伝子には、点突然変異が全く見られないことを明らかにした。また、胚中心でBCL6を強発現するトランスジェニック(Ig-BCL6)マウスを作製したところ、胚中心の形成が増加した。これらの結果から、メモリー形成におけるBcl6の機能や胚中心の役割がより明確になるとともに、アレルギー疾患の治療には、B細胞におけるBCL6の発現抑制が必要であることが明かとなった。さらに、T細胞でのみBCL6を強発現するトランスジェニック(lck-BCL6)マウスを作製し、そのマウス由来の脾臓T細胞を抗CD3抗体で刺激すると、IL-5の産生が著しく抑制されることを明らかにした。そこで、このlck-BCL6マウスとBCL6-KOマウスを交配して、T細胞でのみBCL6の発現が見られるBCL6-KOマウス(レスキューマウス)を作製したところ、BCL6-KOマウスに見られた好酸球性アレルギー炎症が全く見られなくなった。そこでつぎに、T細胞レベルでのアレルギー疾患の遺伝子治療モデルを作製するために、ウイルスベクターにBCL6を組み込んだ発現ベクターを作製した。…
記録形式(IMT)
application/pdf