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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 徳久, 剛史
- 著者標目
- 本文の言語コード
- jpn
- NDC
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- type:text研究種目:科学研究費補助金基盤研究(C)報告年度:2003年度研究課題番号:14570276研究概要:成熟T細胞のメモリーT細胞への分化機構を転写因子(BCL6、やBAZF)のレベルで明らかにすることを目的として、これらの遺伝子を欠損させたマウスやT細胞において過剰発現させたトランスジェニック(Tg)マウスを作製した。そして、これらのマウスの脾臓やリンパ節におけるメモリーT細胞の分化異常を免疫学的に解析した。その結果、1)BCL6は、Naive T細胞からメモリーT細胞、特に増殖の盛んなCentral Memory T細胞への分化過程においてその発現量が増加することをNorthern法で明らかにした。2)BCL6のメモリーCD8T細胞分化における機能を解析するため、lck-BCL6マウスにOT1 Tgマウスを交配させてOVA抗原で刺激した後、BCL6の過剰発現下におけるOVA特異的メモリーCD8T細胞の割合の増加を免疫学的に解析した。その結果、BCL6過剰発現により、抗原刺激によりメモリーCD8T細胞のなかでも増殖能の強いCentral Memory CD8T細胞数の増加が一番強いことを明らかにした。3)BAZFのメモリーT細胞分化における機能解析するために、lck-BAZF TgマウスやBAZF-KOマウスを作製し、そのT細胞分画におけるメモリーT細胞(CD44+CD25-)の割合を免疫学的に解析した。しかし、これらのマウスの脾臓やリンパ節において、メモリーT細胞の割合は、正常コントロールマウスと変わりなかったことから、BAZFは、メモリーT細胞の分化には機能していないことを明らかにした。
- 記録形式(IMT)
- application/pdf