本文に飛ぶ
図書

トランスジェニックマウスを用いたHCV core蛋白の機能解析

図書を表すアイコン

トランスジェニックマウスを用いたHCV core蛋白の機能解析

資料種別
図書
著者
今関, 文夫
出版者
-
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
493.47
すべて見る

資料に関する注記

一般注記:

出版タイプ: NAtype:text研究種目:科学研究費補助金基盤研究(C)...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

  • 千葉大学学術成果リポジトリ

    デジタル
    連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。

書誌情報

この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。

デジタル

資料種別
図書
著者・編者
今関, 文夫
著者標目
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
出版タイプ: NA
type:text
研究種目:科学研究費補助金基盤研究(C)
報告年度:2000年度
研究課題番号:11670476
研究概要:生後4週のC型肝炎ウイルス(HCV)コア発現トランスジェニック(Tg)マウスとコントロールマウスの肝臓よりRNAを抽出し、SMART RT-PCR法とSuppression Subtractive Hybridization法を用いてTgマウスに特異的に発現していると考えられる遺伝子クローンを解析した。雄、雌の対でそれぞれ約80遺伝子を調べたところ、apolipoprotein,mitochondorion,cytochrome関連遺伝子が多く見られ、癌、炎症に直接関連する遺伝子は検出されなかった。また、得られたクローンをスポットし、元の肝抽出RNAをプローブとしてhybridizationを施行したところ、2倍以下の差しか見られなかった。次に、約1000個のcDNAをのせたDNAチップを用いてTgとコントロールマウスでの遺伝子発現に違いのある遺伝子を検索したところ、数個の遺伝子が認められその意義については今後検討する予定である。今回用いたTgマウスは、生後1ヶ月では肝炎は見られておらず長期の経過観察でも肝発癌は見られていない。そのため、遺伝子発現においてもドラマチックな変化に乏しいのではないかと考えられた。このTgマウス肝臓を用いたnorthern blottingでは、HCVコア遺伝子は約2pg/μgRNAの発現が確認されており、以前施行した肝臓のHCVコア蛋白定量でもヒトC型肝炎患者と同等以上の発現が確認されている。従って、表現型に大きな差異が見られないこのTgマウスでは遺伝子発現にも大きな量的変化は見られないのかも知れない。
オンライン閲覧公開範囲
インターネット公開