タイトル(掲載誌)プロシーディング「雲のリモートセンシングと気候影響に関するシンポジウム」
一般注記type:text
研究概要:館野高層気象台の日射・放射観測値(BSRN準拠)と、高精度な放射伝達モデルに高層観測プロファイルおよびエアロゾル観測値とを入力した計算とにより、地表面における雲とエアロゾルの短波・長波の放射強制を見積る手法を開発し、1996年の一年間の値を計算した。1996年平均では、雲+エアロゾルの短波強制は-81W/m2、晴天時のエアロゾル短波強制は-18W/m2、雲の下向き長波強制は+47W/m2と見積もられた。エアロゾルの短波強制は、エアロゾル中の煤の比率に対して敏感である。感度実験から、1996年の各月において観測値との対応のよい煤の比率は10-12月が20%、1,2,7月が10%、5,6,8月が5%、9月が0%であった。…
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