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規格・テクニカルリポート類

ハイマツ・キタゴヨウ間の交雑帯の遺伝的構造-樹木の浸透性交雑現象のモデル系-

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ハイマツ・キタゴヨウ間の交雑帯の遺伝的構造-樹木の浸透性交雑現象のモデル系-

資料種別
規格・テクニカルリポート類
著者
綿野, 泰行
出版者
-
出版年
2002-03
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
579.93
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資料に関する注記

一般注記:

出版タイプ: NA平成12年度~平成13年度科学研究費補助金(基盤研究(c)(1))研究成果報告書研究種目:基盤研究(C) 研究種目コード:320...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
規格・テクニカルリポート類
著者・編者
綿野, 泰行
出版年月日等
2002-03
出版年(W3CDTF)
2002
対象利用者
一般
一般注記
出版タイプ: NA
平成12年度~平成13年度科学研究費補助金(基盤研究(c)(1))研究成果報告書
研究種目:基盤研究(C) 研究種目コード:320
研究課題番号:12640679
審査分野:一般 区分コード:03
(1)ハイマツとキタゴヨウの交雑帯の遺伝的構造を解析する目的で、核の共優性遺伝マーカーをPCR-SSCP法により開発した。テーダマツのESTプライマーセットをスクリーニングした結果、ハイマツとキタゴヨウで種特異的な対立遺伝子を示す10個のマーカーを開発した。そのうち8個(PtIFG__0464,0893,1454,2615,8728,9008,9076,9098)を用いて、東吾妻山と谷川岳の2つの交雑帯の解析を行った。交雑帯の各個体の核ゲノム組成を定量化するため、雑種指数(解析した遺伝子のうちハイマツ由来の遺伝子の割合)を最尤法で推定した。東吾妻では、標高1800-1900の亜高山針葉樹林帯を境に、下部では平均0.073、上部では平均0.949と二極化していた。下部のミトコンドリアDNAは65.9%がハイマツ由来であり、核よりもミトコンドリアDNAの程度が大きいことが明確になった。谷川では、標高に応じてクライナルに雑種指数が変化し、典型的な交雑帯の様相を示した。この山では、頂上部へのキタゴヨウ葉緑体DNAの浸透が核より大きかった。(2)アジア産ゴヨウマツ類において解析可能なマイクロサテライトマーカーの開発を行った。マイクロサテライトモチーフのオリゴヌクレオチドを付けた磁性ビーズによるマイクロサテライトの濃縮をこころみ、CTモチーフで3度、ATGモチーフで1度の濃縮を試みた。得られたライブラリーのうち300弱のシーケンスを読み、ユニークかつマイクロサテライトを含んだクローンを86個得た。CTモチーフではマイクロサテライトの濃縮率は70%ほどと高いが、ATGモチーフの濃縮については、更に改善が必要である。今後、プライ....
別刷論文(p.43-48)削除
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