著者・編者学術資源リポジトリ協議会/科学実験機器プロジェクト
寄与者合同会社AMANE。科研費挑戦的萌芽研究(『貴重技術資料のフォークソノミーによる集合知と連動したデジタル展示システムの開発』課題番号23650567。
一般注記:製造者 : R.Fuess Berlin-Steglitz
:1900年にドイツのFuess社が製造した屈折率計で、アッベの半球(Abbe's Hemisphere)と呼ばれる機構を利用したものである。屈折率を求める液体試料を半球プリズムの上に乗せ、ガラスプレートで覆った状態で斜め下にある顕微鏡から覗くと、明暗の境目が観測される。そこが丁度入射光が全反射してきたときの臨界角に対応する位置であり、この位置を顕微鏡の内部にある目盛で調べることにより、液体試料の屈折率を計ることができる。このため、全反射屈折計、全反射計と呼ばれることもある。このモデルは非常に小型で単純な構造であるため、野外に持ち出して使用することも可能であり、地質学研究における活用がなされたと考えられる。
:本体1、附属品あり
:本体刻印 : 「R.Fuess Berlin Steglitz」
:箱プレート : 「記号S.A.AP No.12 第一高等学校」・「東大教養学部地学教室 購入1950年1月」
:箱ラベル : 「種類:屈折率計 地質鉱物学教室」・「PB21 屈折率計 地学」・「昭和32年度検査済 第363号」・「No.Refract index(ヵ)」・「No.屈折率計入箱」・「A A 名称:ホイス屈折率計 No.12 生物教室」
:箱注記 : 「1145」
:状態 : 良
:第一高等学校生物教室(No.12)から1950年1月地質鉱物学教室(1145)へ受け継がれた。
:金属製(木箱入)、附属品あり
identifier:2012-06-17
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