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文書・図像類

『西国立志編』 タイトルページ

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『西国立志編』 タイトルページ

資料種別
文書・図像類
著者
-
出版者
-
出版年
-
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
336
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資料に関する注記

一般注記:

http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/資料名:英国斯邁爾斯著(イギリス・スマイルズ著),中村正直訳 『西国立志編』(原名『自助論』) 官許 明治庚午初冬新刻 明治3年(1870年) 駿河国静岡藩 木平謙一郎蔵版  2冊本、9冊本、 159-21 9冊本展示会名:D...

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デジタル

資料種別
文書・図像類
タイトルよみ
『 ニシクニタチ ココロザシ ヘン 』 タイトル ページ
NDC
NDLC
一般注記
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/
資料名:英国斯邁爾斯著(イギリス・スマイルズ著),中村正直訳 『西国立志編』(原名『自助論』) 官許 明治庚午初冬新刻 明治3年(1870年) 駿河国静岡藩 木平謙一郎蔵版  2冊本、9冊本、 159-21 9冊本
展示会名:Digital 葵文庫
中村正直(1832-1891)は明治初期の優れた教育者、啓蒙的学者である。号は敬宇(けいう)。彼は幕府の派遣した留学生の取締役としてロンドンへ同行し、その市民社会の実情にふれた。明治元年(1868年)、幕府瓦解の報を受けて帰国し、同年家族とともに駿府に移り、静岡学問所の一等教授となった。彼は学問所教授の職務のかたわら、スマイルズの『自助論』とミルの『自由論』を翻訳し、前者を『西国立志編』(さいごくりっしへん)、後者を『自由之理』と題して静岡から出版した。  当館は、摺り、装丁が異なる3種類の刊本を所蔵するが、いずれも欠本がある(本来は全11冊)。   イギリス留学中の友人フリーランドから、餞別としてスマイルズの『自助論』(Samuel Smiles“Self-Help” )を贈られた中村は、帰国の船の中でこれを熟読し、スマイルズの「自助」の精神に深く打たれた。そして帰国後、静岡学問所の教授として多くの青年たちと接するうちに翻訳を思い立った。  『西国立志編』では、「人は志しを立てて努力するならばきっと成功する」ということが繰り返し説かれている。当時の多くの青年は「余を作りし者は此の書なり」と叫んだという。階級制度の壁が打破され、だれもが能力があって努力すれば出世できるという時代であった。売上部数は、明治時代を通じて100万部以上にのぼったといわれる。  『西国立志編』は日本の近代化のバックボーンとなり、日本の国民的教科書としての役割を担い、多くの小学校で修身の教科書として用いられた。
請求記号:159-107
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