阪神近代文学研究

• 資料種別: 雑誌
• タイトル: 阪神近代文学研究
• タイトルよみ: ハンシン キンダイ ブンガク ケンキュウ
• 巻次・部編番号: 17号-21号 2016年5月-2020年5月
• 著者標目: 阪神近代文学会 ハンシン キンダイ ブンガッカイ
• 出版事項: 神戸 : 阪神近代文学研究会
• 出版事項（最新）: 大阪 : 阪神近代文学会
• 出版年月日等: 2016-2020
• 出版年（W3CDTF）: 2016-2020
• 刊行巻次・年月次: [1号](1995年7月) -
• 大きさ: 21cm
• その他のタイトル（キー・タイトル）: Hanshin kindai bungaku kenkyuu
• ISSN（掲載誌）: 1347-2208
• ISSN-L（掲載誌）: 1347-2208
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• NDLC: ZK22
• 一般注記: 出版地, 出版者の変更あり
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: Z71-G277
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 000000409859; http://id.ndl.go.jp/bib/000000409859
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版

目次

文学における電話前史 : 遅塚麗水『電話機』に描かれた電話

広津柳浪「今戸心中」論 : 『春色梅児誉美』と吉里の心のあり方

仮名垣派から黒岩涙香へ : 明治二〇年前後の新聞小説について

芥川龍之介『湖南の扇』論 : 芥川の中国体験との関連の視座から

武田泰淳「幻聴」論 : 昭和二〇年代中頃から後半にかけての武田泰淳

森鴎外と人種・黄禍論 : 戦争、文明、衛生学の視点から

画になる女と画を描く男 : 夏目漱石『草枕』を視座として

『文芸時代』における芥川龍之介の受容 : 「新感覚派」の直面する問題点と合わせて

少年の想像力 : 中上健次「一番はじめの出来事」論

安部公房「洪水」論 : 洪水が起こる原因とその意味について

鷗外「文づかひ」論 : 許されぬ恋の行く末

芥川龍之介「妙な話」論 : 夫婦間におけるテレパシー現象に着眼しながら

吉屋信子『海の極みまで』論 : 〈反良妻賢母〉小説として

芥川龍之介「お富の貞操」論 : 人物形象と物語空間をめぐって

江戸川乱歩『パノラマ島綺譚』論 : 変わりゆく〈ユートピア〉

森鷗外「寒山拾得」論 : 尊敬と「笑う」の意義

ジャンル論から見る谷崎潤一郎の怪奇小説「人面疽」 : ファンタスティック小説論を巡って

谷崎潤一郎「聞書抄」論 : 盲目の僧に託した語り手の意図

太宰治『新ハムレット』論 : 坪内逍遥訳『ハムレット』を手掛かりに

川端康成「日も月も」論 : 戦死者の〈遺文〉を手がかりに

国木田独歩「富岡先生」と〈田舎教師〉幻想 : 明治期『教育界』の小説戦略

芥川龍之介「奇怪な再会」論 : 日清戦争・近代化を背景にした〈狂女〉の生成

吉屋信子『或る愚かしき者の話』論 : 『黒薔薇』にみる創作の転換

芥川龍之介「たね子の憂鬱」論 : 揺れ動く不安心理の行方

石川淳「喜寿童女」論 : 〈稗史〉との関係をめぐって