何のための<宗教>か? : 現代宗教の抑圧と自由

• 資料種別: 図書
• ISBN: 4-7872-1020-3
• タイトル: 何のための<宗教>か? : 現代宗教の抑圧と自由
• タイトルよみ: ナンノ タメノ シュウキョウ カ
• 著者・編者: 島薗進 編著
• 著者標目: 島薗, 進, 1948- シマゾノ, ススム, 1948- ( 00216322 )典拠
• 出版事項: 東京 : 青弓社
• 出版年月日等: 1994.4
• 出版年（W3CDTF）: 1994
• 数量: 235p
• 大きさ: 20cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 宗教--日本 シュウキョウ ニホン ( 00568344 )典拠; 新宗教 シンシュウキョウ ( 00569799 )典拠
• NDC8版: 162.1
• NDLC: HK33
• 対象利用者: 一般
• 入手条件・定価: 2472円 (税込)
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: HK33-E110
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 000002320577; http://id.ndl.go.jp/bib/000002320577
• 全国書誌番号: 94042255
• 目録規則: 日本目録規則新版予備版
• 整理区分コード: 111

• 要約等: 林立する新宗教教団と多発する宗教「事件」。現代社会にとって教団・宗教とはいったいなんなのか？ 天理教、金光教、真如苑、創価学会などを検証し、「支配と従属」の関係と権威主義を問い、そこからの信徒の「自立」の可能性を模索する。（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
• 著者紹介: 島薗 進 1948年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学文学部教授、宗教学。著書に『オウム真理教の軌跡』『新新宗教と宗教ブーム』（岩波ブックレット）。共著に『何のための＜宗教＞か？』『現代救済宗教論』（ともに青弓社）、『宗教の言葉』（大明堂）、『現代宗教への視覚』『教祖とその周辺』（雄山閣出...

目次

序　宗教教団と自立　　【島薗進】　（１）自立とは何か　（２）宗教教団と自立　（３）現代の状況から１　近代日本の天皇制国家と天理教団──その集団的自立性の形成過程をめぐって　　【李 元範】　（１）教祖時代の天理教　（２）「本席」時代の天理教　（３）管長時代の天理教　（４）世襲管長時代の天理教２　死んだと思うて欲を放して神を助けてくれ──金光教における教団論の形成と宗教伝統の革新　　【福嶋信吉】　（１）伝統の形成と教団の形成　（２）教団の自覚と「昭和九・十年事件」　（３）教団とは何か──教団改革と宗教伝統の革新３　女性の自立と新宗教──修養団捧誠会「東京ミセス」の場合　　【薄井篤子】　（１）修養団捧誠会における女性　（２）新しい運動としてのミセスのつどい　（３）時代のなかのミセス──自立と連帯と４　新宗教における「カリスマ的教祖」と「カリスマ的組織」──真如苑と創価学会を比較して　　【ジュマリ・アラム】　（１）異なる二つの教祖タイプ　（２）カリスマ的教団と組織の仕組み　（３）カリスマ的新宗教の組織原理５　新宗教の大衆自立思想と権威主義──昭和期の教団を中心に　　【島薗 進】　（１）新宗教の自立思想への関心　（２）昭和期の教団の自立思想　（３）自立思想を抑制する要因　（４）自立思想の社会的背景と現代あとがき