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源氏物語の実相 : 漢文学の内在化

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源氏物語の実相 : 漢文学の内在化

国立国会図書館請求記号
KG59-G40
国立国会図書館書誌ID
000002593888
資料種別
図書
著者
黒須重彦 著
出版者
笠間書院
出版年
1996.11
資料形態
ページ数・大きさ等
340, 15p ; 22cm
NDC
913.36
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資料詳細

要約等:

源氏物語に内在する漢文学の精密な解析と、作中人物個々の「生活」を丹念に読み解くことによって、多くの人の心を深く捉えて離さなかった古典としての源氏物語の魅力を解き明かす。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

黒須 重彦 1924年甲府市生まれ。東京大学文学部中国文学科卒業。元大東文化大学文学部教授。文学博士。著書に「源氏物語私論」「漢字文化圏の諸問題」など。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

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目次

  • 第一章 漢文学の内在化過程−歌語「峰の松風」の諸相−第一節 琴曲「風入松」と歌語「峰の松風」第二節 明石の君の習得した曲は何か−『源氏物語』における表記意識−第三節 『風葉和歌集』に見る「峰の松風」第四節 『紫式部日記』における「峰の松風」第五節 釈教歌に使われた「峰の松風」−寂蓮の場合−第二章 「峰の松風」と『源氏物語』の諸場面第一節 「末摘花」の巻、源氏が末摘花を訪れる場面第二節 「賢木」の巻、源氏が六条御息所を訪れる場面第三節 「明石」の巻、源氏が始めて明石の君を訪れる場面第四節 「松風」の巻、明石の君と母尼が唱和をする場面第五節 「総角」の巻、匂宮が宇治を訪ねて、同行の薫たちと唱和する場面第六節 「手習」の巻、横川僧都の妹尼が琴を弾く場面第三章 「宇治十帖」に展開する人間模様第一節 「東屋」の巻の「楚王台上夜琴声」−大君から浮舟への転換−第二節 八の宮の生と死第三節 薫の心理を追う第四章 「帚木三帖」における幾つかの問題第一節 「帚木」の巻、左馬の頭が、木枯しの女のもとに行く場面第二節 「檜垣」と「黄なる生絹の単袴長く着なしたる童」−「夕顔」の冒頭場面−第三節 歌語「山の端」について−「夕顔」の「山の端の……」の歌−第四節 夕顔の家は何処にあったか−『源氏物語』の大河小説としての一側面−

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書誌情報

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資料種別
図書
ISBN
4-305-70166-9
タイトルよみ
ゲンジ モノガタリ ノ ジッソウ : カンブンガク ノ ナイザイカ
著者・編者
黒須重彦 著
著者標目
黒須, 重彦, 1924-2014 クロス, シゲヒコ, 1924-2014 ( 00038472 )典拠
出版年月日等
1996.11
出版年(W3CDTF)
1996
数量
340, 15p