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恐怖の臨界 : ホラーの政治学

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恐怖の臨界 : ホラーの政治学

国立国会図書館請求記号
KE173-G26
国立国会図書館書誌ID
000002640069
資料種別
図書
著者
マーク・ジャンコヴィック 著ほか
出版者
青弓社
出版年
1997.10
資料形態
ページ数・大きさ等
209, 7p ; 20cm
NDC
902.3
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資料に関する注記

一般注記:

原タイトル: Horror

資料詳細

要約等:

ゴシック小説の登場以来200年のホラーの歴史は、「恐怖・脅威にさらされた人間」=「犠牲者」という表象をとおして、個人・身体・社会生活に対する権力作用を浮き彫りにした──。恐怖と快楽、欲望と抑圧の理論的臨界点をさぐる。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

遠藤 徹 1961年、兵庫県生まれ。東京大学文学部および農学部卒業、早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了および同文学研究科博士課程満期退学。現在、東京外国語大学、早稲田大学、日本大学ほか非常勤講師。イギリス文学、文化論専攻。著書に『ポスト・ヒューマン・ボディーズ』(青弓社)、『溶解論』(水声社)...

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目次

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  • 1 ホラー・ジャンルとその批評家たち (1)倫理的パニックとホラーの政治学 (2)ホラーの精神分析的理論 (3)闘争の場としての文化2 ゴシック小説 (1)ゴシック小説におけるジェンダーと権力 (2)三人のゴシック作家たち──ホラス・ウォルポール、アン・ラドクリフ、マシュー・グレゴリー・ルイス (3)フランケンシュタインにおける科学、ジェンダー、反乱3 アメリカの悪夢──モダニティとアメリカン・ルネッサンス (1)ロマンスの理論──アメリカン・ルネッサンスの規範(キャノン)化におけるホラーと歴史の否定 (2)エドガー・アラン・ポーと近代化にたいする反動 (3)ナサニエル・ホーソーンと歴史の矛盾4 後期ヴィクトリア朝的想像力の野獣 (1)ホラー・ジャンルの復活 (2)ジキル博士、ハイド氏と十九世紀後半のブルジョワ倫理のジレンマ (3)ブルジョアの血を干上がらせろ──『ドラキュラ』と独占資本主義の恐怖5 ホラー映画の出現 (1)ホラー映画の創造 (2)ブラウニング、ホエールとユニヴァーサル・スタジオ (3)ヴァル・リュートンの貢献6 フォーディストの恐怖──エイリアン的存在と合理的支配 (1)一九五〇年代の侵略物語 (2)アウトサイダーたちと「正常さ」の相対化 (3)ゴシックの再帰 (4)ホラーが家にやってくる。一九五〇年代の怪物性と家族7 ポストフォーディズム、ポストモダニズムとパラノイア──現代文化におけるホラー・ジャンルの支配 (1)現代のホラーにおける個人的または社会的な危機 (2)黙示録的な物語と現代ホラーの登場 (3)『エクソシスト』とそれ以後──メインストリームでの成功と悪魔 (4)スティーヴン・キングの重要性 (5)連続殺人鬼と女性主人公 (6)女性のホラーとフェミニズム (7)ボディ・ホラー──アイデンティティの危機と身体の変容8 結論原注ホラーの研究書ガイド訳者あとがき索引

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書誌情報

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資料種別
図書
ISBN
4-7872-7078-8
タイトルよみ
キョウフ ノ リンカイ : ホラー ノ セイジガク
著者・編者
マーク・ジャンコヴィック 著
遠藤徹 訳
著者標目
遠藤, 徹, 1961- エンドウ, トオル, 1961- ( 00404941 )典拠
出版事項
出版年月日等
1997.10
出版年(W3CDTF)
1997
数量
209, 7p