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流言の社会学 : 形成社会学からの接近 (青弓社ライブラリー ; 26)

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流言の社会学 : 形成社会学からの接近

(青弓社ライブラリー ; 26)

国立国会図書館請求記号
EC242-G11
国立国会図書館書誌ID
000003686760
資料種別
図書
著者
早川洋行 著
出版者
青弓社
出版年
2002.10
資料形態
ページ数・大きさ等
205p ; 19cm
NDC
361.45
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資料詳細

要約等:

噂やデマとは異なり、同一内容の言説を短期間に広範囲に伝える流言。誰もが情報の受信者/発信者となる高度情報化社会で、流言を信じ広めるメカニズムを、聞き手と話し手の信じる/信じないという心的態度と状況・態度・権威の要素とで構造的に解析する。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

早川 洋行 1960年、静岡県生まれ。中央大学大学院博士課程満期退学。中央大学大学院博士課程満期退学。滋賀大学教育学部助教授(社会学博士)。著書『ジンメルの社会学理論』(世界思想社)、共著『権力から読みとく社会学・入門(増補版)』(有斐閣)、『応用社会学のすすめ』(学文社)、『ゲオルク・ジンメルと社...

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目次

  • 第1章 流言とは何か 1 流言への眼差し 2 グローバリゼーションとローカリゼーション 3 再検討の必要性 4 流言の定義 5 水平的な伝播 6 垂直的な伝播 7 水平的伝播と垂直的伝播のかかわり第2章 流言の内容と形式 1 流言のテーマ 2 解釈流言と解決流言 3 言説の分類 4 信言・違言・偽言・戯言 5 言説の伝播 6 変則的パターン 7 なぜ信じるのか 8 なぜ伝えるのか第3章 流言の変容と心理 1 アメリカ社会心理学・社会学の研究 2 民俗学者の研究 3 流言変容のモデル 4 不安という心理 5 飽きという心理 6 流言発生の心理メカニズム 7 自己表現としての流言第4章 都市のなかの流言 1 田舎の噂と都市の流言 2 大都市の精神生活 3 客観的世界と社会的世界 4 外国人労働者レイプ流言──ジェンダーと流言 5 四月十五日東京異変流言──マス・メディアと流言 6 さまよう心と言説──子どもたちと流言第5章 情報・情報化の意味と影響 1 情報の二側面 2 所与→所識→情報 3 〈所与→所識〉の意味 4 〈所識→情報〉の意味 5 社会圏の拡大 6 悪意の拡散と善意の集約 7 情報の変容 8「舌切りスズメ」の教訓第6章 タイ米ネズミ混入流言 1 流言の発生 2 流言の性格 3 信じられた理由 4 ザムザの恐怖 5 流言とパーソナル・コミュニケーション 6 流言とマス・コミュニケーション 7 四つの結論第7章 堺市O‐157事件をめぐる流言 1 事件の発生 2 調査結果の概要 3 調査結果の分析 4 パーソナル・コミュニケーションとマス・コミュニケーション 5 仮説的知見終章 流言研究の方法──本書の方法論 1 論じてきたこと 2 形式社会学の方法 3「社会化の形式」としての流言 4 知るということと語るということあとがき

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書誌情報

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資料種別
図書
ISBN
4-7872-3208-8
タイトルよみ
リュウゲン ノ シャカイガク : ケイセイ シャカイガク カラ ノ セッキン
著者・編者
早川洋行 著
シリーズタイトル
著者標目
早川, 洋行, 1960- ハヤカワ, ヒロユキ, 1960- ( 00897100 )典拠
出版事項
出版年月日等
2002.10
出版年(W3CDTF)
2002