源氏物語は読めているのか : 末世における皇統の血の堅持と女人往生

• 資料種別: 図書
• ISBN: 4-305-70240-1
• タイトル: 源氏物語は読めているのか : 末世における皇統の血の堅持と女人往生
• タイトルよみ: ゲンジ モノガタリ ワ ヨメテイルノカ : マッセ ニ オケル コウトウ ノ チ ノ ケンジ ト ニョニン オウジョウ
• 著者・編者: 望月郁子 著
• 著者標目: 望月, 郁子, 1933- モチズキ, イクコ, 1933- ( 00047983 )典拠
• 出版事項: 東京 : 笠間書院
• 出版年月日等: 2002.6
• 出版年（W3CDTF）: 2002
• 数量: 253p
• 大きさ: 20cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 源氏物語 ゲンジ モノガタリ ( 00633493 )典拠
• NDC9版: 913.36 : 日本文学--小説．物語
• NDLC: KG59
• 対象利用者: 一般
• 入手条件・定価: 1800円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: KG59-H10
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 000004027443; http://id.ndl.go.jp/bib/000004027443
• 全国書誌番号: 20373989
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版
• 整理区分コード: 111

• 要約等: 源氏物語は雅びで華やかな世界といわれるが、はたして本当にそうなのであろうか。先入観に捉われずに素直に読めば、それは現代に生きる私たちの〈いま〉と重なる孤独な人々の世界であった。（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
• 著者紹介: 望月 郁子 昭和8年静岡県生まれ。法政大学大学院日本文学科修士課程修了。現在、二松学舎大学大学院文学研究科教授。編著に「仏教界に辞書は在ったか」など。（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））

目次

はじめに　文献学（ｐｈｉｌｏｌｏｇｉｅ）の立場から見た源氏物語の底流第一部　末世の聖帝桐壺の政治路線とその苦悩第一章　桐壺帝の抵抗・挫折・再起−桐壺巻を帝サイドから読む−第二章　帝桐壺にとっての宿曜の予言と冷泉の誕生第三章　末世の聖帝桐壺の意志と須磨・明石巻の天変第四章　前坊廃太子第五章　六条御息所の悲劇の構造第六章　大君の死と中君の結婚第二部　女人往生への道第一章　東屋−歌のない世界−第二章　二重の浮き−浮舟巻を読む−第三章　蜻蛉巻を読む第四章　浮舟の失踪から出家まで−手習巻前半を読む−第五章　女人往生への道−明石中宮の役割と浮舟の受難−