並列タイトル等All about solar cells-from semiconductors to dye-sensitized
紹介文（参考図書紹介）本書は、太陽電池に関する最新技術動向を解説した専門書である。「総説」、「第1章 シリコン系太陽電池」、「第2章 化合物系(非シリコン)」、「第3章 有機系太陽電池」から成る。総説では、太陽電池の動作原理や製造方法などをまとめている。第1章では、放電加工スライス法の検討や高効率多結晶シリコン太陽電池に関する開発状況(第3節)などを紹介している。第2章では、(1)各企業のCiGS( Cu(in,Ga)Se2)製膜法を中心にCiGS太陽電池開発の最新動向(第1節)、(2)同時蒸着法によるCiGS太陽電池の高効率化技術と高速形成技術、大面積形成技術(第3節)などを紹介している。第3章は、「第1部 有機薄膜太陽電池」、「第2部 色素増感太陽電池」から成り、第1部では、ドナーとして銅フタロシアニン、アクセプターとしてペリレン誘導体、フラーレンの共蒸着膜をバルクへテロ接合層として利用した有機薄膜太陽電池の高効率化技術(第2節)などを紹介している。第2部では、(1)色素増感太陽電池に蓄電機能を付与したES-DSSC(エネルギー貯蔵型色素増感太陽電池 Energy Storable Dye Sensitized Solar Cell)の動作原理や部材の改良点(第1節 [4])、(2)α-TNTの色素増感太陽電池への適用例(第3節[3])、(3)色素増感太陽電池用に開発し、低抵抗・高耐熱性の特性を持ったiTO/SnO2系積層型透明導電膜(第4節[1])などを紹介している。