中世の借金事情

• 資料種別: 図書
• ISBN: 978-4-642-05665-6
• タイトル: 中世の借金事情
• タイトルよみ: チュウセイ ノ シャッキン ジジョウ
• 著者・編者: 井原今朝男 著
• シリーズタイトル: 歴史文化ライブラリー ; 265
• 著者標目: 井原, 今朝男, 1949- イハラ, ケサオ, 1949- ( 00384107 )典拠
• 出版事項: 東京 : 吉川弘文館
• 出版年月日等: 2009.1
• 出版年（W3CDTF）: 2009
• 数量: 226p
• 大きさ: 19cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 消費貸借--歴史--中世 ショウヒタイシャク レキシ チュウセイ ( 01148694 )典拠
• NDC9版: 322.14 : 法制史
• NDLC: AZ-141
• 対象利用者: 一般
• 入手条件・定価: 1700円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: AZ-141-J53
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 000009987014; http://id.ndl.go.jp/bib/000009987014
• 全国書誌番号: 21528568
• NS-MARC番号: 093736500
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版
• 整理区分コード: 112

• 要約等: 「借りたものは必ず返す」「利子はひたすら増殖する」というのが、現代の借金事情の常識である。だが中世では、それと異なる独自の論理がはたらいていた。債務契約の仕組みや慣習法から、中世の貸し借りの実態を探り、社会を円滑に循環させるために、借金というシステムが機能していた事実を明らかにする。中世債務史研究が...

目次

昔から法外な利子でも返済してきたのか？―プロローグ〈現代社会の借金返済／近代債権論の常識／近代債権論への疑問／どんなに利子がかさんでも返済義務がある／網野社会史論の主張／中世債務史研究の意義／本書の課題〉／中世社会と貸し借りの世界（飢饉・疫病の日常化と債務契約の必然性〈前近代農業と種籾・農料の貸出／飢饉・疫病・戦争と出挙米の貸出／泰時の徳政／日蓮の徳政批判／領家の徳政〉以下細目略／年貢・公事の代納制と債務契約／室町期荘園制の代官請負と債務契約／巨額な資金の調達法／借金のおかげで社会がまわる）／中世債務返済