古代地方制度形成過程の研究

• 資料種別: 図書
• ISBN: 978-4-642-02478-5
• タイトル: 古代地方制度形成過程の研究
• タイトルよみ: コダイ チホウ セイド ケイセイ カテイ ノ ケンキュウ
• 著者・編者: 須原祥二 著
• 著者標目: 須原, 祥二 スハラ, ショウジ ( 01221171 )典拠
• 出版事項: 東京 : 吉川弘文館
• 出版年月日等: 2011.2
• 出版年（W3CDTF）: 2011
• 数量: 221, 12p
• 大きさ: 22cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 法制史--日本--古代 ホウセイシ ニホン コダイ ( 00563461 )典拠; 郡司 グンジ ( 00562620 )典拠
• NDC9版: 322.134 : 法制史
• NDLC: AZ-143
• 対象利用者: 一般
• 書誌注記: 索引あり
• 入手条件・定価: 9500円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: AZ-143-J15
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 000011097386; http://id.ndl.go.jp/bib/000011097386
• 全国書誌番号: 21891133
• NS-MARC番号: 120845000
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版
• 整理区分コード: 112

• 要約等: 古代日本の地方制度は、どのように形成・運営されたのか。終身官とされていた郡司職が複数の郡司層により持ち回り的に運営されていた実態を明らかにし、併せて『越中石黒系図』の史料的価値を論ずる。また孝徳建評や部民制解体過程から、コホリ制の組織編成を解明。倭王権と律令国家にまたがる地方豪族の支配を考え、従来の...

目次

序／郡司制度の運用実態（八世紀の郡司制度と在地―その運用実態をめぐって―〈前期擬任郡司の再検討／郡司の在職期間についての考察〉／越中石黒系図と越中国官倉納穀交替記―交替記写本の検討を通して―〈「系図」の研究史／「交替記」諸写本の検討／「系図」と「交替記」〉／式部試練と郡司読奏〈式部試練の儀式構造／郡司読奏の儀式構造／中央における郡司任用手続の役割と意義〉）／コホリ制の成立（孝徳建評の再検討―常陸国風土記の立郡記事をめぐって―〈評造の解釈をめぐって―総称説を中心として―／国造・評造の地位的・身分的呼称説／「立郡申請者＝初代評官人」説について／多珂郡条の「評造」について／常陸国における孝徳建評〉以下細目略／評制施行の時期をめぐって／部民制の解体過程）／補論　「仕奉」と姓／初出一覧