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静電気を科学する

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静電気を科学する

国立国会図書館請求記号
MC131-J70
国立国会図書館書誌ID
000011267083
資料種別
図書
著者
高橋雄造 著
出版者
東京電機大学出版局
出版年
2011.9
資料形態
ページ数・大きさ等
147p ; 21cm
NDC
427.3
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資料に関する注記

一般注記:

『静電気がわかる本』 (工業調査会2007年刊) の修正

資料詳細

要約等:

静電気とは何か、なぜ発生するのか、どう検出・測定し、どう防ぐのか。様々な事例を挙げ、静電気の謎を解き明かす。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

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目次

  • 本書は,静電気についての入門書であると同時に,静電気の専門でない技術者や市民のためのガイドブックである。静電気問題は,工場やオフィスだけでなく家庭や身のまわりにいくらでも生じるので,非専門家がこれに対処することになる。また,電気技術者であっても静電気の基本(その内容はじつは簡単なことであるが)がよく頭に入っていないと,静電気問題に直面したときに途方に暮れてしまうことが多い。こういった状況を改善するために書いたのが本書である。なるべく気軽に手にとって読んでいただければ幸いである。

  • 古くて新しい静電気問題

  • 静電気による障害や事故は,現代の重要な問題である。静電気は古くて新しい問題であると言われる。雷は太古の昔から人類に知られていたが,その雷雲は静電気によって生じる。紀元前600年頃のギリシャのタレスは,こはくをこするとほこりを吸いつけることを観察した。

  • さらに次のようなエピソードも伝えられている。11世紀には,ローマ法王グレゴリウス7世(”カノッサの屈辱”事件の法王)が手袋を脱ぐときにショックを経験したという。12世紀には,テサロニカの司教が衣裳を替えるときに火花が散ってパチパチという音がしたと伝えられる。これらは静電気による放電であったと考えられる。

  • このように古くから知られていた静電気の問題を解決できないのでは,研究者として自慢にならない。その反省が,本書執筆の動機のひとつである。

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書誌情報

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-501-11570-8
タイトルよみ
セイデンキ オ カガクスル
著者・編者
高橋雄造 著
著者標目
高橋, 雄造, 1943- タカハシ, ユウゾウ, 1943- ( 00377267 )典拠
出版年月日等
2011.9
出版年(W3CDTF)
2011
数量
147p