古代政治史における天皇制の論理

• 資料種別: 図書
• ISBN: 978-4-642-08260-0
• タイトル: 古代政治史における天皇制の論理
• タイトルよみ: コダイ セイジシ ニ オケル テンノウセイ ノ ロンリ
• 著者・編者: 河内祥輔 著
• 版: 増訂版
• 著者標目: 河内, 祥輔, 1943- コウチ, ショウスケ, 1943- ( 00155172 )典拠
• 出版事項: 東京 : 吉川弘文館
• 出版年月日等: 2014.10
• 出版年（W3CDTF）: 2014
• 数量: 312,3p
• 大きさ: 20cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 日本--政治--歴史--古代 ニホン セイジ レキシ コダイ ( 00608724 )典拠; 天皇制--歴史--古代 テンノウセイ レキシ コダイ ( 01050850 )典拠
• NDC9版: 210.3 : 日本史
• NDLC: GB161
• 対象利用者: 一般
• 書誌注記: 索引あり
• 入手条件・定価: 3000円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: GB161-L122
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 025777329; http://id.ndl.go.jp/bib/025777329
• 全国書誌番号: 22476456
• トーハンMARC番号: 33158281
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版
• 整理区分コード: 111

• 要約等: 日本の古代政治史には、飛鳥・奈良・平安（前期・後期）の各時代を通し、一貫して独特の論理の働きがあることを見過ごしてはならない。その基調にあるものこそ、天皇制の価値観（直系主義）ではなかろうか。かかる視点から、古代政治史上の諸事件に独自の解釈を加え、新たな全体像を提起する。旧版刊行後の研究成果を盛り込...

目次

序論―予備的考察（『読史余論』をめぐって／『神皇正統記』をめぐって／皇位継承の概観）／六世紀型の皇統形成原理（皇位継承の理念／直系の創造と女帝）／八世紀型の皇統形成原理（文武から聖武へ／聖武期政治史の諸問題／直系原理の変質）／奈良時代後期政治史の基調（淳仁の即位と廃位／道鏡擁立運動の推進／光仁擁立の情況／皇位継承をめぐる二つの路線）／光仁系皇統の成立（光仁系皇統の課題／婚姻関係の諸相／弘仁元年の政変／直系の成立）／幼帝と摂政（幼帝の登場／惟喬擁立案の意味／摂政制の成立）／光孝擁立問題の視角（陽成退位の事情／天皇光孝の性格／陽成退位式の特徴／光孝の擁立に至る経過）／宇多「院政」論（宇多即位の事情／醍醐即位をめぐる基本方針／時平・道真二頭体制の性格／「院政」の理念／「院政」の挫折）／結び／天皇系図