生命侵害の損害賠償

• 資料種別: 図書
• ISBN: 978-4-7972-5669-7
• タイトル: 生命侵害の損害賠償
• タイトルよみ: セイメイ シンガイ ノ ソンガイ バイショウ
• 著者・編者: 田井義信 著
• シリーズタイトル: 判例総合解説
• 著者標目: 田井, 義信, 1946- タイ, ヨシノブ, 1946- ( 00134191 )典拠
• 出版事項: 東京 : 信山社
• 出版年月日等: 2015.12
• 出版年（W3CDTF）: 2015
• 数量: 302p
• 大きさ: 26cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 損害賠償--判例--日本 ソンガイ バイショウ ハンレイ ニホン ( 01226213 )典拠
• NDC9版: 324.55 : 民法
• NDLC: AZ-839
• 対象利用者: 一般
• 書誌注記: 索引あり
• 入手条件・定価: 3400円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: AZ-839-L21
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 026979526; http://id.ndl.go.jp/bib/026979526
• 全国書誌番号: 22696027
• トーハンMARC番号: 33381008
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版
• 整理区分コード: 111

• 要約等: 裁判の実際と民法学の理論を繋ぐ（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
• 著者紹介: 田井 義信 1946年和歌山県串本町潮岬生まれ、1969年立命館大学法学部卒業、1972年同志社大学大学院法学研究科法学専攻修士課程修了、その後、同志社大学法学部助手、専任講師、助教授、教授、同大学院教授を経て、現在、同法科大学院教授。博士（法学）（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））

目次

〈序論〉対象の限定<br/><br/>〈第1章〉民法711条制定の沿革<br/>　1 - 1　旧民法の立場（慰謝料否定論）<br/>　1 - 2　現行民法起草者の初期原案（719条と731条。制約的慰謝料論）<br/>　1 - 3　原案に追加された条文（732条。全面的慰謝料許容論）<br/>　1 - 4　現行民法711条の意義と学説の理解<br/><br/>〈第2章〉生命侵害と財産的損害の賠償請求<br/>　2 - 1　総　　説<br/>　2 - 2　積極的損害の種類<br/>　　2 - 2 -（1）物的損害<br/>　　2 - 2 -（2）遺族の扶養利益の侵害<br/>　　2 - 2 -（3）葬儀費用等の賠償<br/>　　（ア）概　　説<br/>　　（イ）近時（平成元年以降）の事例での認容額の例<br/>　　（ウ）否定例および香典返し等に関する否定例<br/>　　2 - 2 -（4）弁護士費用の賠償<br/>　　2 - 2 -（5）生存事例における介護費用等の認定基準<br/>　2 - 3　逸失利益<br/>　　2 - 3 -（1）総　　説<br/>　　2 - 3 -（2）逸失利益の算定<br/>　　2 - 3 -（3）国家賠償法事例<br/>　2 - 4　関連する諸点<br/>　　2 - 4 -（1）逸失利益性の有無の判断<br/>　　2 - 4 -（2）相続できる逸失利益と相続できない逸失利益<br/>　　2 - 4 -（3）逸失利益と過失相殺・過失相殺能力<br/>　2 - 5　控除費目<br/>　　2 - 5 -（1）中間利息の控除割合<br/>　　2 - 5 -（2）特別な控除費目（養育費など）<br/>　　2 - 5 -（3）損益相殺（各種保険金・養育費など）<br/>　2 - 6　判例の計算式<br/><br/>〈第3章〉死者の非財産的損害と賠償内容<br/>　3 - 1　総　　説<br/>　3 - 2　慰謝料の意義・性質<br/>　3 - 3　事故態様（交通事故・医療過誤・国賠事例等）<br/>　　3 - 3 -（1）故意不法行為による死亡と慰謝料請求<br/>　　3 - 3 -（2）被控訴人ら固有の慰謝料<br/>　　3 - 3 -（3）過失不法行為による死亡と慰謝料請求<br/>　　（ア）交通事故等<br/>　　（イ）医療過誤等<br/>　　（ウ）国家賠償法事例等<br/>　3 - 4　慰謝料の算定基準等に関する諸判例<br/>　3 - 5　慰謝料と過失相殺（重要事例のみ）<br/>　3 - 6　724条の期間制限に関する判例<br/>　3 - 7　損益相殺（生命保険金，社会保障給付など）<br/><br/>〈第4章〉死者の慰謝料請求権の相続性の有無<br/>　4 - 1　総　　説<br/>　4 - 2　大審院時代<br/>　4 - 3　最高裁時代（前期）<br/>　4 - 4　最高裁大法廷判決（昭和42年11月1日）の登場<br/>　4 - 5　その後の最高裁判決の展開<br/>　4 - 6　相続性の是非に関する下級審裁判例<br/>　4 - 7　最高裁判例の多数意見・反対意見の論拠と諸学説の対応<br/>　　4 - 7 -（1）歴史的展開<br/>　　4 - 7 -（2）相続肯定説とその論拠<br/>　　4 - 7 -（3）相続否定説とその論拠<br/>　　4 - 7 -（4）近時の議論と小括<br/>　　4 - 7 -（5）慰謝料算定の実務<br/><br/>〈第5章〉慰謝料請求権者の範囲<br/>　5 - 1　総　　説<br/>　5 - 2　711条所定の者（父母・配偶者・子）<br/>　5 - 3　その他の者への類推適用の可否<br/>　　5 - 3 -（1）内縁配偶者・重婚的内縁配偶者<br/>　　5 - 3 -（2）事実上の親子<br/>　　5 - 3 -（3）兄弟姉妹<br/>　　5 - 3 -（4）その他の親族等<br/><br/>〈第6章〉被害者の生存と近親者固有の慰謝料請求の可否<br/>　6 - 1　総　　説<br/>　6 - 2　「死にも比肩すべき精神的苦痛」概念使用判例<br/>　6 - 3　「死にも比肩すべき」以外の概念・用語の使用判例<br/><br/>〈第7章〉債務不履行と遺族固有の慰謝料<br/>　7 - 1　総　　説<br/>　7 - 2　具 体 例