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捨てられる銀行 (講談社現代新書 ; 2371)

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捨てられる銀行

(講談社現代新書 ; 2371)

国立国会図書館請求記号
DF235-L62
国立国会図書館書誌ID
027270957
国立国会図書館永続的識別子
info:ndljp/pid/11472025
資料種別
図書
著者
橋本卓典 著
出版者
講談社
出版年
2016.5
資料形態
ページ数・大きさ等
252p ; 18cm
NDC
338.21
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資料詳細

要約等:

新しいビジネスモデルが求められる時代に生き残る銀行とは?98年の金融危機以降、金融行政がどのように変遷してきたのか、その問題点は何なのかを見つめ直し、森金融庁長官が進める大改革の行方を見通す。(提供元: サピエ図書館資料検索)

著者紹介:

橋本 卓典 共同通信社金融庁担当記者。一九七五年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。二〇〇六年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。〇九年から二年間、広島支局にも勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。一五年から二度目の金融庁担当で、地域金融を中心に取材。...

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目次

  • 第1章 金融庁の大転換  1金融庁の新方針 金融庁のエース/不良債権処理官庁からの脱却 2「処方箋を持ってこい」 中小企業1000社をヒアリング/財務局長の抵抗/森長官の危機感 3中小企業ヒアリングから見えてきたこと 地元を顧みない地銀/顧客の関心は金利だけ? 4ベンチマークの導入 地方創生に貢献しているか/3つのKPI 5検討会議 会議メンバーに地銀が驚愕/地銀の面従腹背は許さない 6事業性評価 「銀行マンはどんどんバカになっています」/マツダ復活のカゲに広島銀行の事業性評価/広島銀行の斬新な企業分析/優良地銀の実例を収集していた森長官 第2章 改革に燃える3人 1森信親長官の真意 役人の尺度では測りがたい異端児/省益ではなく国益/大蔵スキャンダルへの失望/儀式的な会議を一蹴/検査局は壮大なる無駄をしているのではないか/過去を否定する破壊力/森ペーパーの衝撃/地銀再編論者という誤解 2森長官が抜擢したキーマン・日下智晴 検討会議の調整役/バブル崩壊とマツダ/森長官が日下を一本釣りした事情 3地域金融のプロフェッショナル・多胡秀人 リレーションシップ・バンキングの審議会 第3章 「選ばれる銀行」になるために 1金融検査マニュアル 「預金者保護」は無責任 2 マニュアル行政の恐ろしさ 現場レベルでマニュアルは形骸化 3 信用保証制度による目利き力の喪失 ノーリスクで目利きを放棄 4 短コロを知らない金融マンたち 13年ぶりの短コロ復活/短コロで銀行の行動が根本から変わる 5 リレバンを取り戻せ 考えることをやめた地域金融/鎖を欲しがる地域金融 6 営業目標と人事評価 地元の活性化に貢献という理想/営業ノルマ達成の数字がすべて 7 忘れられた事業再生 地域金融の本丸は事業再生/法令順守だけでは地域金融は守れない/メインバンク制の難問 第4章 新しい4つのビジネスモデル 1 稚内信用金庫 リスクをとるための「やせ我慢経営」 2 北國銀行 営業ノルマを捨てた地銀 3 きらやか銀行 本業支援というビジネスモデル  4 北都銀行 「地域課題解決」で再スタート 終章 森金融庁改革の行方 1 地域金融の化学反応 2 新時代の金融庁 3 捨てられる銀行

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書誌情報

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記録メディア デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-06-288369-6
タイトルよみ
ステラレル ギンコウ
著者・編者
橋本卓典 著
シリーズタイトル
著者標目
橋本, 卓典, 1975- ハシモト, タクノリ, 1975- ( 001236585 )典拠
出版事項
出版年月日等
2016.5
出版年(W3CDTF)
2016