地震と文学 : 災厄と共に生きていくための文学史

• 資料種別: 図書
• ISBN: 978-4-305-70810-6
• タイトル: 地震と文学 : 災厄と共に生きていくための文学史
• タイトルよみ: ジシン ト ブンガク : サイヤク ト トモ ニ イキテ イク タメ ノ ブンガクシ
• 著者・編者: 前田潤 著
• 著者標目: 前田, 潤, 1966- マエダ, ジュン, 1966- ( 001242897 )典拠
• 出版事項: 東京 : 笠間書院
• 出版年月日等: 2016.8
• 出版年（W3CDTF）: 2016
• 数量: 355p
• 大きさ: 20cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 日本文学--歴史--明治以後 ニホンブンガク レキシ メイジイゴ ( 00568369 )典拠; 震災--文学上 シンサイ ブンガクジョウ ( 001235377 )典拠; 文学と社会 ブンガクトシャカイ ( 00560995 )典拠
• NDC9版: 910.26 : 日本文学
• NDLC: KG748
• 対象利用者: 一般
• 書誌注記: 文献あり
• 入手条件・定価: 3200円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: KG748-L92
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 027548745; http://id.ndl.go.jp/bib/027548745
• 全国書誌番号: 22785162
• トーハンMARC番号: 33490709
• 目録規則: 日本目録規則1987年版改訂版
• 整理区分コード: 111

• 内容細目: 「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か共同性表象...
• 要約等: 災厄と共に生きていくために、文学をどう読むのか。災厄とはそもそも何なのか。災厄の前に現れ出る自己とは何か。災厄そのものの淵源を大きく問いつつ、村上春樹、小田実等の震災文学から根源的に迫ろうとする。また、災厄の痕跡として、関東大震災直下の連載小説を読み解きながら、現在を照らす。現代における「災厄の起源...
• 著者紹介: 前田 潤 1966年、東京生まれ。早稲田大学卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士（文学）。専攻は日本近代文学。 現在、聖学院大学、予備校等の兼任講師。主要論文に、「捕獲・介入・現前―漱石のいない写真―」（『日本近代文学』第73集、2005年10月）、「仏教─「孤独地獄」に...

目次

はじめに

第一部　災厄の起源―文学を通じて考える意味と可能性

序　章　「災厄」を引き起こした「わたし」とは何者か

災厄を「待つ」ということ／「災厄」をどの視角から問うのか／なぜ今、「地震と文学」なのか

第一章　共同性―宙吊りの「わたし」と分有（パルタージュ）の思考―