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カント美と倫理とのはざまで

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カント美と倫理とのはざまで

国立国会図書館請求記号
HD49-L38
国立国会図書館書誌ID
027837159
資料種別
図書
著者
熊野純彦 著
出版者
講談社
出版年
2017.1
資料形態
ページ数・大きさ等
306p ; 20cm
NDC
134.2
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資料詳細

内容細目:

美とは目的なき合目的性である美しいものは倫理の象徴である哲学の領域とその区分について...

要約等:

カントの三批判書の最後の書『判断力批判』を読み解き、カントの批判哲学がたどりついた場所からその世界像を論じる鮮烈な論考。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

熊野 純彦 1958年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東京大学文学部教授。専攻は、倫理学、哲学史。主な著書に、『レヴィナス 移ろいゆくものへの視線』(岩波書店)、『西洋哲学史 古代から中世へ』『西洋哲学史 近代から現代へ』(以上、岩波新書)、『ヘーゲル 〈他なるもの〉をめぐる思考』(筑摩書房)、『...

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目次

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  • まえがき 第1章 美とは目的なき合目的性である──自然は惜しみなく美を与える── 第2章 美しいものは倫理の象徴である──美への賛嘆は宗教性をふくんでいる── 第3章 哲学の領域とその区分について──自然と自由あるいは道徳法則── 第4章 反省的判断力と第三批判の課題──美と自然と目的とをつなぐもの── 第5章 崇高とは無限のあらわれである──隠れた神は自然のなかで顕現する── 第6章 演繹の問題と経験を超えるもの──趣味判断の演繹と趣味のアンチノミー── 第7章 芸術とは「天才」の技術である──芸術と自然をつなぐものはなにか── 第8章 音楽とは一箇の「災厄」である──芸術の区分と、第三批判の人間学的側面── 第9章 「自然の目的」と「自然目的」──自然の外的合目的性と内的合目的性── 第10章 目的論的判断力のアンチノミー──反省的判断力の機能と限界について── 第11章 「究極的目的」と倫理的世界像──世界はなぜこのように存在するのか── 第12章 美と目的と、倫理とのはざまで──自然神学の断念と反復をめぐって── あとがきにかえて──文献案内をかねつつ──

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-06-220394-4
タイトルよみ
カント ビ ト リンリ トノ ハザマ デ
著者・編者
熊野純彦 著
著者標目
熊野, 純彦, 1958- クマノ, スミヒコ, 1958- ( 00372902 )典拠
出版事項
出版年月日等
2017.1
出版年(W3CDTF)
2017
数量
306p