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【改訂第7版の序】
本書出版の歴史は、1987年5月に大塚昭信先生、池田 憲先生、村西昌三先生の3名の先生方により編集された初版の発行に始まる。その後、日本薬局方は第十二改正(1991)、第十三改正(1996)が行われ、これら薬局方の改正に伴ってそれぞれに対応した本書の改訂版が発行された。すなわち、上記3名の編者により1992年4月に第2版、1997年4月に第3版が発行された。また、日本薬局方の第十四改正(2001)が実施された際に、編集陣が新しく交替し、四ツ柳智久先生、檀上和美先生、山本 昌の3名により2002年6月に第4版を発行した。その後、同じ3名の編者により第十五改正(2006)、第十六改正(2011)の公布とともに2007年4月には第5版を、また2012年4月には第6版を発行した。
こうした変遷を経て、2015年秋に、南江堂から本書の第7版の編集依頼を受けた。今回の改訂は2016年に日本薬局方が第十七改正されたことに伴うものである。今回から編集陣が2名交替し、山本 昌、岡本浩一、尾関哲也の3名で新たに編集を担当することとなった。また、改訂の主なポイントは、(1)各項目に新しい知見を追加し、情報を更新すること、(2)日本薬局方第十七改正が実施されたことに伴う各項目の対応を行うこと、(3)新薬学教育モデル・コアカリキュラムへの対応を行うこと、の3点である。基本的な構成は第6版を踏襲したが、今回の改訂では新たに数名の先生方に執筆に御協力を頂いた。また、今版では、第3章各種製剤に生薬関連製剤を、第5章製剤の品質確保、保証、試験法に製剤に関する試験法を新たに追加し、さらなる内容の充実を図った。
一般に、「製剤学」は、粉体工学、溶液論、界面化学、レオロジーなどの研究手法を用いて薬物の製剤化を行うとともに、製剤工程での単位操作の検討およびその理論を研究し新しい技術を開発する分野であり、物理薬剤学ときわめて関係が深い。一方、「薬剤学」は、薬物適用の方法論を研究することによって有効かつ安全性の高い医薬品製剤を提供することを目的とする学問であり、物理薬剤学と生物薬剤学の2つの大きな分野に分類できる。以上のように、本書の書名は「製剤学」という名称になっているが、実際には製剤学を含む物理薬剤学のみならず生物薬剤学の分野についても解説したものであり、薬剤学で取り扱うすべての領域をカバーしている。
本書が主に薬剤師または薬学研究者を目指す薬学生にとって、製剤学・物理薬剤学に関する基礎理論、製造・製剤機器の概要および製剤の品質保証と確保などについて、また生物薬剤学の分野である薬物の生体内動態、薬物相互作用、薬物速度論およびドラッグデリバリーシステムなどを理解する上で有用なテキストになれば幸いである。
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