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相模原事件はなぜ起きたのか : 保安処分としての措置入院 (メンタルヘルス・ライブラリー ; 39)

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相模原事件はなぜ起きたのか : 保安処分としての措置入院

(メンタルヘルス・ライブラリー ; 39)

国立国会図書館請求記号
AZ-741-L19
国立国会図書館書誌ID
029058451
資料種別
図書
著者
井原裕 著
出版者
批評社
出版年
2018.7
資料形態
ページ数・大きさ等
191p ; 21cm
NDC
498.99
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資料詳細

要約等:

相模原事件の背景と保安処分化した現在の制度を検証し、警察・裁判所・精神科医の三者が共同する新たな刑事政策・法制度を考察する(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

井原裕 1962年鎌倉生まれ。獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科教授。東北大学(医)卒後、自治医科大学大学院(医学博士)、ケンブリッジ大学大学院(PhD)修了。順天堂大学准教授を経て、2008年から現職。日本の大学病院で唯一の「薬に頼らない精神科」を主宰。専門は、精神鑑定、うつ病、発達障害、...

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目次

  • はじめに

  • 第一章 相模原事件と精神医学

  • 相模原事件の概要/メディアは措置入院ばかり取り上げた/措置入院後4カ月で事件発生/被疑者の手紙を読む/手紙は統合失調症の人のものではない/統合失調症の支離滅裂とは/「作戦内容」と称する犯罪予告/警察における情報伝達/警察の初動/警察官通報、措置入院/警職法=実行行為なき身柄拘束/警察官職務執行法と予防拘禁/デートもできない警職法/警職法は裁判所の監視下にある/措置入院とは「裁判なき無期拘禁」/精神科救急と緊急措置入院の常態化

  • 第二章 被疑者は精神障害なのか?

  • 「470人抹殺!」は精神障害なのか?/措置診察における無言のプレッシャー/警察官に取り囲まれて措置診察/次の2つのうちから1つ選べ:「要措置」「措置不要」/それでも「措置不要」と判断したら/胆力のある精神科医ならどうするか/悪態は妄想ではない/思い込みは妄想か?/小田晋の「支配観念」論/支配観念と犯罪/妄想と犯罪/妄想と精神医学の限界/大麻使用には通報義務はないのか?/診断が5つもある?

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書誌情報

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資料種別
図書
ISBN
978-4-8265-0683-0
タイトルよみ
サガミハラ ジケン ワ ナゼ オキタ ノカ : ホアン ショブン ト シテ ノ ソチ ニュウイン
著者・編者
井原裕 著
著者標目
井原, 裕 イハラ, ヒロシ ( 01068058 )典拠
出版事項
出版年月日等
2018.7
出版年(W3CDTF)
2018