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裁判官失格 : 法と正義の間で揺れ動く苦悩と葛藤 (SB新書 ; 496)

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裁判官失格 : 法と正義の間で揺れ動く苦悩と葛藤

(SB新書 ; 496)

国立国会図書館請求記号
AZ-773-M6
国立国会図書館書誌ID
030093621
資料種別
図書
著者
高橋隆一 著
出版者
SBクリエイティブ
出版年
2019.12
資料形態
ページ数・大きさ等
187p ; 18cm
NDC
327.124
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資料詳細

要約等:

裁判官といえども人間。血もあれば涙もある。死刑と無期懲役との間で葛藤もするし、モラルのない弁護士がいれば法廷で怒るときもある。殺人犯の更生を願うときもある…。法服の裏の本心を、元・判事が告白する。(提供元: サピエ図書館資料検索)

著者紹介:

高橋 隆一 東京都生まれ浅草育ち。早稲田大学法学部卒業。 1975年に裁判官任官後、31年間の長年にわたり民事・刑事・家事・少年という多種多様な事件を担当。2006年3月千葉家裁少年部部長裁判官を最後に退官。その後、2006年4月遺言や離婚契約の公正証書の作成などに携わる公証人になる。2016年8月...

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目次

  • はじめに 人間味に溢れる裁判官たち 第1章 法廷はドラマに溢れている──裁判官の悲しみと涙  死刑にすべき犯人に無期懲役を下すということ  殺人を起こした少年に垣間見た心  平成初の少年死刑囚  いつ死刑判決事件の担当が来るか分からない  ある死刑囚と検察官の深い交流  スナックのママと無理心中した裁判官  裁判中、何を考えているか?  民事事件と刑事事件の審理の違い  裁判官には女性も多い  法廷で突如、怒りだした原告 第2章 裁判官だって、最後まで迷っている──裁判官の苦悩と葛藤  オウム麻原に宗教を勧めた男  世間が納得できない裁判についてどう思うか?  起訴されない以上、踏み込めない  闇に埋もれていく多くの事件  消えた原告──裁判は小説より奇なり  裁判所にロールスロイスで来る原告  「99・9%」の勝算がないと動かない検察  金額が大きすぎて、和解案を持ち出せなかった  裁判官でいることの葛藤  勾留請求された事実が罪とならない場合  「求刑の8割の無難な判決」という誘惑  判決のその瞬間、何を思うか?  法廷以外では何をしているか?  争点整理を長くやり過ぎた事件  書面を読むのに4カ月、判決文を書くのに5カ月 第3章 1人でも受け入れてくれるなら説諭をする、たとえ裏切られても──裁判官の温もりと思い  被告人の更生、説諭への想い  説諭をした少年からの言葉  少年事件に熱心だった先輩裁判官  右陪席でも信念を貫く裁判官  「有罪率99・9%」にも屈しない無罪判決の本音  裁判官人生の失敗  裁判の緊張と緩和  判決の糸口がひらめいたときが一番楽しい 第4章 裁判官の胸の内──裁判官の怒りと悔しさ  被告人が話を聞いてもらえないことがある  前科をどう捉えるか?  モラルに反する弁護士  原告による証拠書類の変造  そもそも裁判所に来る時点で醜い  エリート裁判官、出世の訳  裁判官批判本や報道についてどう思うか?  癒着や忖度はあるのか? 第5章 裁判官こぼれ話  三角関数で事件を証明する検察官  仕送り月35万円でもやめられない 高齢女性のクレプトマニア  裁判官はニュースを見るのか?  司法修習生の生活  裁判官にとっては刑事より民事の方が面白い  刑事より民事の方が将来、役に立つ?  裁判官は恨まれて報復されることはあるのか? おわりに など

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書誌情報

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記録メディア デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-8156-0317-5
タイトルよみ
サイバンカン シッカク : ホウ ト セイギ ノ ハザマ デ ユレウゴク クノウ ト カットウ
著者・編者
高橋隆一 著
シリーズタイトル
著者標目
高橋, 隆一 タカハシ, リュウイチ ( 001337931 )典拠
出版年月日等
2019.12
出版年(W3CDTF)
2019