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世阿弥 (講談社学術文庫 ; 2595)

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世阿弥

(講談社学術文庫 ; 2595)

国立国会図書館請求記号
KD453-M7
国立国会図書館書誌ID
030100901
資料種別
図書
著者
北川忠彦 [著]
出版者
講談社
出版年
2019.12
資料形態
ページ数・大きさ等
229p ; 15cm
NDC
773.28
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資料に関する注記

一般注記:

中央公論社 1972年刊の舞台写真、資料写真を新たに差し替え、解説を加筆

資料詳細

要約等:

約650年前、世界最古の演劇を大成させた天才能楽師作品や伝書を検証。父・世阿弥や他作家との比較を交えながら、その思想を探る!(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

北川 忠彦 きたがわ・ただひこ 1927年、愛媛県松山市生まれ。1953年、京都大学文学部卒業。立命館大学助教授、京都女子大学教授、龍谷大学教授などを歴任。国文学者。専攻は能、狂言。主な著書に『狂言百番』『観阿弥の藝流』『源氏の旗風-義経物語』、校注に『閑吟集 宗安小歌集(新潮日本古典集成)』『狂言...

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目次

  • はじめに 第一章 世阿弥とその時代 一 猿楽能の誕生 寄合――観客層の拡大 物まね芸の系譜 歌舞の伝統 二 父・観阿弥 猿楽能と田楽能 天下の名望 「中初・上中・下後」の人 三 世阿弥の活躍――応永まで 生年論 同朋衆・時衆の問題 伊賀観世の系図 少年世阿弥 世阿弥と二条良基 将軍義満と世阿弥 世阿弥の再出発 北山邸行幸と義満の死 第一次苦境時代 寺社猿楽への後退 音阿弥の生長 応永末年の世阿弥 第二章 世阿弥の作品 一 能の作者 能の作者 世阿弥の作品 能の分類 世阿弥の作品傾向 二 大和猿楽の伝統――劇的現在能 大和猿楽の特質 観阿弥の代表作<自然居士> 観阿弥の作品傾向 群小作家の作風 大衆作家宮増 世阿弥と劇的能 三 能の神々――脇能 脇能と歌舞性 <高砂>と<竹生島> 神の影向 先行芸能延年風流 小風流と脇能 大風流と脇能 世阿弥の脇能 非世阿弥系作者の脇能 神は鬼がかり 世阿弥の脇能改革 四 『平家物語』と能――修羅物 修羅物と世阿弥 複式夢幻能 脇能と修羅物 古修羅の世界 花鳥風月と修羅 憑き物による物狂と修羅 “金剛”の作品 『平家物語』の二つの側面 五 王朝古典の世界――女体能をめぐって 王朝女性の能への登場 憑き物と女性 物狂から複式夢幻能へ――<松風> 物着と複式夢幻能――<井筒> その他の複式夢幻能――<融><須磨源氏>等 女体能の行方 <砧>の位置づけ――準夢幻能 第三章 世阿弥の芸論 一 世阿弥の伝書 世阿弥の伝書 伝書の時代区分 前後二区分説 二 『風姿花伝』 『風姿花伝』のあらまし 一、年来稽古 二、物学条々 三、問答条々 『花伝』四~六 別紙口伝 三 『花習』以後 『花習』以後の代表作 物まねから三体へ 花から幽玄へ 安定→蘭位→妙所 第四章 世阿弥の流れ 一 晩年の世阿弥 能役者としての世阿弥 第二次苦境時代 十二五郎の手紙 一座の危機 次男元能の出家 長男元雅の客死 「却来」という境地 佐渡配流 佐渡よりの書状 金春禅竹と鬼の能 最晩年 二 能の流れ 観世小次郎の活躍 キリシタン能と太閤能 世阿弥の影 能の固定化 世阿弥年譜 参考文献 あとがき 解説「異端者としての世阿弥」土屋恵一郎(明治大学長)

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書誌情報

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-06-518136-2
タイトル
タイトルよみ
ゼアミ
著者・編者
北川忠彦 [著]
シリーズタイトル
著者標目
北川, 忠彦, 1927-1994 キタガワ, タダヒコ, 1927-1994 ( 00032092 )典拠
出版事項
出版年月日等
2019.12
出版年(W3CDTF)
2019