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バルタザールの遍歴 (角川文庫 ; さ78-2)

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バルタザールの遍歴

(角川文庫 ; さ78-2)

国立国会図書館請求記号
KH971-M15754
国立国会図書館書誌ID
030385929
資料種別
図書
著者
佐藤亜紀 [著]
出版者
KADOKAWA
出版年
2020.5
資料形態
ページ数・大きさ等
324p ; 15cm
NDC
913.6
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資料に関する注記

一般注記:

文春文庫 2001年刊の再刊

資料詳細

要約等:

ウィーンの公爵家に生まれたメルヒオールとバルタザール。しかし二つの精神に用意された体は一つだけだった。やがて放蕩と転落の果てに、ナチスに目を付けられた二人は――。世界レベルのデビュー作!(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

佐藤 亜紀 1962年新潟県生まれ。91年本書で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。2003年『天使』で芸術選奨新人賞を、08年『ミノタウロス』で吉川英治文学新人賞を受賞。16年に発表した『吸血鬼』と19年に発表した『黄金列車』でTwitter文学賞国内編第1位を獲得した。他の著書に『鏡の...

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目次

  • 第一部 転落

  • 1. 一九一八年十一月十三日――ヴィスコフスキー=エネスコ家の長子の名について。降誕節の天啓が我々の運命を決定すること、即ち世間の圧倒的無理解。帝国の没落と母の死。チロルの学校での奇妙な出米事。父の再婚とパリの生活。従妹マグダ。グラーベンメッサー一族。頭蓋骨学者コンラート・シュトルツ。ベルタルダ。財政問題に関する管財人との対話。郊外の昼食における私の不用意な一言。

  • 2. 一九三四年七月二十五日――グラーベンメッサー家のザルツブルクの山荘にて。クーデタ。ボードレール謂うところの可憐な二姉妹、すなわち放蕩と死に関する一考察。アクラシェフ邸の饗宴。屋敷を抵当に入れる。父の死。ベルタの失踪。

  • 3. 一九三八年三月十三日――私は飲み始め、バルタザールは書き始める。バルタザールの小説の悲惨な運命。叔母はついにヴィスコフスキー=エネスコ宮を手に入れる。死との戯れ。マグダの結婚。ギービッヒの館における英雄的愚行。翌日。精神科医との対話。ウィーンを離れる。

  • 第二部 転落の続き

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書誌情報

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-04-109267-5
タイトルよみ
バルタザール ノ ヘンレキ
著者・編者
佐藤亜紀 [著]
シリーズタイトル
著者標目
佐藤, 亜紀, 1962- サトウ, アキ, 1962- ( 00215209 )典拠
出版事項
出版年月日等
2020.5
出版年(W3CDTF)
2020