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生きのびるための流域思考 (ちくまプリマー新書 ; 378)

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生きのびるための流域思考

(ちくまプリマー新書 ; 378)

国立国会図書館請求記号
Y11-N21-M782
国立国会図書館書誌ID
031528776
国立国会図書館永続的識別子
info:ndljp/pid/13115355
資料種別
図書
著者
岸由二 著
出版者
筑摩書房
出版年
2021.7
資料形態
ページ数・大きさ等
230p ; 18cm
NDC
452.94
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資料詳細

要約等:

予想以上の雨が日本列島を襲っている。頭上の雨だけでは水土砂災害は分からない。雨は流域で集められ、災害を引き起こす。いまこそ、流域思考を身に着けよう!(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

岸 由二 1947年東京生まれ。横浜市立大学生物科卒業。東京都立大学理学部博士課程修了。慶應大学名誉教授。進化生態学。流域アプローチによる都市再生に注力し、鶴見川流域、多摩三浦丘陵などで実践活動を推進中。NPO法人鶴見川流域ネットワーキング、NPO法人小網代野外活動調整会議、NPO法人鶴見川源流ネッ...

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目次

  • 【目次】長いまえがき〈なぜいまこの本を出版するのか〉豪雨災害の時代がはじまっている/「流域」を知らないと命が危ない/足元の「流域」から都市を考える第一章 流域とはなにか1 流域の基本構造地球は水循環の惑星だ/流域を多面的に理解しよう/流域がつくり出す流水の姿2 流域の水循環機能流れる水と地面の関係/雨水はどのようにして川の水になるのか3 「流域」の機能を理解するための基礎知識ハイドログラフって?/降雨のパターンで見てみよう/保水と遊水/大きな森は大きな保水力を持っているから安全/急傾斜の流域では/流域の形と流出パターン/雨のパターンで考える4 流域治水の時代がやってきたなぜ流域治水へと大転換したのか/あふれさせる治水とは〈コラム〉流域という日本語について/流域の英語について/河川・水系・流域/洪水第二章 鶴見川流域で行われてきた総合治水1 鶴見川では流域治水が四十一年前から鶴見川はどんな川?/いち早く「流域思考」で新しい治水方式に取り組む/総合治水・流域整備計画はどのように行われたのか/大規模緑地で生物多様性モデルを保全2 目に見える成果が出た大氾濫が止まっている/三〇〇㎜規模の豪雨でも大氾濫しない川に!/大型台風襲来も多目的遊水地が大活躍しラグビーの試合は開催/一五〇年に一度の豪雨を想定/流域思考は応用が利く3 総合治水を応援する市民や企業が登場TRネットの登場/環境分野での連携が鍵/総合治水対策から水マスタープランの流域へ4 流域開発への対応から温暖化未来への挑戦流域規模で都市構造から考え直さなければ5 総合治水の流域拠点探検隊河口〜源流〜そして再び河口へ6 流域治水はこれからどんな道を歩むのか鶴見川流域の実践はモデルとなるか/自然と共生する持続可能な都市づくりを支える流域思考第三章  持続可能な暮らしを実現するために1 生命圏再適応という課題地球環境は危機の真っただ中/私たちと地図の関係/流域地図を共有しよう2 さらに先の未来を考える流域は大地の細胞/流域思考で生命圏に適応してゆく3 鶴見川流域での三つの実践流域学習コミュニティを工夫し励ましてゆく/流域スタンプラリー/水マスタープラン応援の実践拠点あとがき

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記録メディア デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-480-68405-9
タイトルよみ
イキノビル タメ ノ リュウイキ シコウ
著者・編者
岸由二 著
シリーズタイトル
著者標目
著者 : 岸, 由二, 1947- キシ, ユウジ, 1947- ( 00102324 )典拠
出版年月日等
2021.7
出版年(W3CDTF)
2021