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日本型開発協力 : 途上国支援はなぜ必要なのか (ちくま新書 ; 1733)

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日本型開発協力 : 途上国支援はなぜ必要なのか

(ちくま新書 ; 1733)

国立国会図書館請求記号
DE71-M34
国立国会図書館書誌ID
032839138
資料種別
図書
著者
松本勝男 著
出版者
筑摩書房
出版年
2023.6
資料形態
ページ数・大きさ等
312p ; 18cm
NDC
333.8
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資料詳細

要約等:

緊迫する国際情勢において途上国支援の役割とは何か。欧米とも中国とも異なる日本独自の貢献のかたちを紹介しつつ、めざすべき開発協力のあり方を提示する。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

松本 勝男 松本 勝男(まつもと・かつお):1966年、茨城県生まれ。一橋大学法学部卒、米国コロンビア大学院修士(国際学)、東京大学大学院工学系研究科博士(学術)。国際協力機構(JICA)にて、東南アジア地域や南アジア地域等の開発援助業務に従事。現在は同機構インフラ技術業務部長。2012年から駐在を...

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目次

  • はじめに/第1章 権威主義の台頭とSDGsの危機/1 権威主義と途上国/「体制間競争」/途上国と大国の関係/「グローバル・サウス」の意味/日本の民主化支援/途上国からの期待/2 国際開発指標の悪化/到来した複合危機/経済成長の鈍化と債務危機/国家破綻したスリランカ/赤信号のSDGs/3 ミャンマーの現状と開発協力の行方/軍部の大義/孤立する国家/開発協力の経緯と現状/今後の行方/4 開発独裁の功罪/シンガポール株式会社/権威主義国の開発状況/成長と民主化/アジア的人権論/西洋的価値と開発協力/第2章 日本型開発協力の特徴/1 昔と今の国造り/「まことに小さい国」の挑戦/学んで、選んで、実行/途上国出身の強み/2 成功体験の共有/法治国家の骨格作り/命を守る母子手帳/企業価値を高める「カイゼン」/「カイゼン」の起源/災害大国の知見/3 日本の開発協力モデル/貿易、投資、雇用の経済循環型/「経済協力」の歴史/建設、運営、人材育成の開発セット型/産官学による三位一体型/分業と連携/4 日本型協力の源流/「お雇い外国人」の役割/活躍の秘訣/富国化の拠点作り/台湾の経済開発/「生物学の原理」に基づく施策/借入資金の有効利用/第3章 インフラ協力の新たな価値づけ/1 「インパクト・インフラ」という考え方/建設業者の海外受注/質の高いインフラ投資/平和に貢献するインフラ/2 連結性強化と地域の安定/アフリカ北部回廊による共同体構築/日本が支援する「インパクト・インフラ」/地域融和を促したメコン開発/第二メコン国際橋/インドの北東部開発/インフラ協力と地政学/3 総合安全保障とインフラ協力/命綱となるエネルギー確保/ビンツル港の役割/海上貿易の重要性/国際運河への協力/運営面の支援/気候安全保障/日本の協力事例/第4章 「開発協力市場」での競争/1 国際標準型の協力/先進国の共通規則/「タイド条件」と「チャレンジ制度」/主要国の特色/インドに嫌われた宗主国/日本の占める地位/債務問題を扱うパリクラブ ほか

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書誌情報

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-480-07561-1
タイトルよみ
ニホンガタ カイハツ キョウリョク : トジョウコク シエン ワ ナゼ ヒツヨウ ナノカ
著者・編者
松本勝男 著
シリーズタイトル
著者標目
著者 : 松本, 勝男, 1966- マツモト, カツオ, 1966- ( 031730582 )典拠
出版年月日等
2023.6
出版年(W3CDTF)
2023