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【序文】
公益社団法人日本看護科学学会は,2017年に当時の鎌倉やよい理事長が看護研究成果( エビデンス) を臨床実践に還元する仕組みづくりを構築し,それを掌握する委員会として新たに看護ケア開発・標準化委員会を設立した.初代は真田弘美委員長( 2019~2020年度理事長) が着任し,2019 年度から須釜淳子が委員長を引き継いだ.
まず,本委員会のモデル事業として,「看護ケアのための摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメントに関する診療ガイドライン」 策定を行った.日本看護科学学会において初のガイドライン作成の取り組みであり,「Minds 診療ガイドライン作成マニュアル2017」 に準拠しながら,診療ガイドライン統括委員会,診療ガイドライン作成グループ,システマティックレビューチームを編成して作業を進めた.作成マニュアルのみでは不明な点が多く,その都度,診療ガイドラインに関する専門書の精読,動画視聴,診療ガイドライン作成専門家へのコンサルテーションなどを行い,作業を進めたため,着手から発刊までに約2 年半を要した.
本「 看護ケアのための便秘時の大腸便貯留アセスメントに関する診療ガイドライン」 は,本学会2冊目の診療ガイドラインとしてこのたび発刊されることになった.「Minds 診療ガイドライン作成マニュアル2020 ver.3.0」 の準拠であったが,前回の策定工程を活かしたことで,時間が短縮でき,約1 年8 ヵ月で完了した.この診療ガイドラインにも,日本医療研究開発機構( AMED) のMedical Artsの創成に関する研究( 外科,がん,看護,リハビリ等の新たな医療技術やソフトウェアの開発) 分野1医療技術開発に採択され,2016~2018 年度に実施された 「アドバンストな看護技術を導入した在宅・介護施設療養者の摂食嚥下・排便を支える多職種連携システムの構築( 研究開発代表者 真田弘美 東京大学名誉教授,石川県立看護大学学長)」 の成果の一部が含まれている.
「摂食嚥下時の誤嚥・咽頭残留アセスメント」,「便秘時の大腸便貯留アセスメント」 の完成によって食べる,排泄するに関わる看護ケアの標準化ができたといえる.今後は標準化されたアセスメントをいかに実装,普及するかについての研究が必要である.さらに標準化されたアセスメントに基づく看護ケア介入のエビデンスの構築と診療ガイドライン作成が望まれる.そうすることによって,当初の委員会設立の目標である研究成果を臨床に還元することができたといえるのではないかと考える.
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- 資料種別
- 図書
- ISBN
- 978-4-524-20688-9
- タイトルよみ
- カンゴ ケア ノ タメ ノ ベンピジ ノ ダイチョウ ベンチョリュウ アセスメント ニ カンスル シンリョウ ガイドライン
- 著者・編者
- 日本看護科学学会 監修看護ケア開発・標準化委員会 編集
- 出版事項
- 出版年月日等
- 2023.9
- 出版年(W3CDTF)
- 2023
- 数量
- 101p