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変形性股関節症診療ガイドライン 2024

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変形性股関節症診療ガイドライン. 2024

国立国会図書館請求記号
SC551-R28
国立国会図書館書誌ID
033480220
資料種別
図書
著者
日本整形外科学会, 日本股関節学会 監修ほか
出版者
南江堂
出版年
2024.5
資料形態
ページ数・大きさ等
159p ; 26cm
NDC
494.77
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資料詳細

要約等:

変形性股関節症の「疫学・自然経過」「病態」「診断」に関して,最新の知見とガイドライン作成指針に基づいて解説.(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

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目次

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  • 【書評】

  • 科学的根拠に基づく医療(evidence-based medicine)を普及させるため,整形外科においても日常診療で遭遇する頻度の高い疾患および重要性が高いと思われる11疾患が2002年に選定された.その中で,2008年にはじめての統一的な『変形性股関節症診療ガイドライン』が発行され,変形性股関節症の診断・治療における標準的な手順が定められた.このガイドラインの発行により,全国的な治療の均一化・標準化が図られ,安全で効果的な治療を提供し,患者への質の高い医療の提供が期待されるようになった.2016年に出版された第2版では,治療の効果(益)のみだけでなく,合併症の発生(害)も考慮し,エビデンスを定性的または定量的にメタ解析し,エビデンスレベルおよび推奨が決定された.また,大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)が独立した章を設けて取り上げられた.ガイドラインの歴史は,医療従事者にとって重要な指針を提供するだけでなく,患者にとっても安心して治療を受けるための基盤を整えてきた.

  • 「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020」は,国際的に行われている方法を参考にしているが,特に「エビデンス総体(body of evidence)」の重要性が強調されており,Clinical Question(CQ)に対して系統的な方法で収集した研究報告を,アウトカムごと,または研究デザインごとに評価し,その結果をまとめたものをエビデンス総体として評価することをめざしている.第3版では,「Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020」を基に方法論をアップデートし,第2版の方針が基本的に踏襲され,「益と害」のバランスを考慮するアプローチを引き続き重視し,それらを統合した推奨が記載されている.

  • すでに広く受け入れられている内容についてはBackground Question(BQ)とし,新しい臨床上の疑問をCQと整理し,実臨床に即したかたちで推奨文を提示・解説している.さらに現時点で明確な推奨を決定できない内容についても,将来の研究に期待される分野としてFuture Research Question(FRQ)として取り上げている.第3版において,「疫学・自然経過」,「病態」,「診断」については,初版および第2版のCQに追記する形式とし,BQとして要約と解説に統一されている.「診断」については,臨床上,診断をすすめる順序に沿った疑問を9つのBQにまとめている.第2版と比較して項目自体は減ってはいるが,臨床医にとっては思考しやすい形式となった.時代の変化をとらえ,病態の章では「下肢アライメント」,診断の章では「AI」,保存療法の章では「platelet rich plasma」,関節温存の章では「関節内処置」,「borderline dysplasia」,「スポーツ参加」,人工股関節全置換術の章では「dual mobility cup」,「ナビゲーション」,「robotic arm-assisted THA」や「認知症」など新しいCQやFRQが作成された.

  • また,推奨文は「行うこと/行わないことを強く/弱く提案する」といった形式で統一された.したがって,推奨の強さは1「強い(推奨する)」,2「弱い(提案する)」,3「推奨を提示できない」の三つに分類され,第2版の5つのGradeと比較して理解しやすい基準になった.新しいエビデンスも加わり,結果的に第2版の推奨度とは異なる項目も存在した.保存療法の章においては,第2版で患者教育:A,運動療法:B,物理療法:C,歩行補助具・装具:BとI,薬物療法:B,関節内注入:Cであったのに対し,第3版ではこれらすべてのCQの推奨の強さが2と等しいが,エビデンスの強さでは薬物療法のみがBでその他がCであり,推奨の信頼性を区別している.解説も含めて各項目の推奨を深く理解することができる.

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書誌情報

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資料種別
図書
ISBN
978-4-524-21377-1
タイトルよみ
ヘンケイセイ コカンセツショウ シンリョウ ガイドライン
巻次・部編番号
2024
著者・編者
日本整形外科学会, 日本股関節学会 監修
日本整形外科学会診療ガイドライン委員会変形性股関節症診療ガイドライン策定委員会 編集
著者標目
監修者 : 日本整形外科学会 ニホン セイケイ ゲカ ガッカイ ( 00294537 )典拠
監修者 : 日本股関節学会 ニホン コカンセツ ガッカイ ( 01240468 )典拠
出版年月日等
2024.5
出版年(W3CDTF)
2024