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日蓮の思想 : 『御義口伝』を読む (筑摩選書 ; 0281)

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日蓮の思想 : 『御義口伝』を読む

(筑摩選書 ; 0281)

国立国会図書館請求記号
HM182-R22
国立国会図書館書誌ID
033522080
資料種別
図書
著者
植木雅俊 著
出版者
筑摩書房
出版年
2024.6
資料形態
ページ数・大きさ等
436,10p ; 19cm
NDC
188.91
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資料詳細

要約等:

日蓮の講義を弟子が筆記した『御義口伝』にみえる日蓮の法華経解釈、さらにその底流にある人間主義的な思想について、講義をテーマ別に再構成しつつ解説する。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

植木 雅俊 植木 雅俊(うえき・まさとし):1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。九州大学卒。理学修士(九州大学)、文学修士(東洋大学)、人文科学博士(お茶の水女子大学)。東方学院で中村元氏からインド思想・仏教思想論、水野善文氏からサンスクリット語を学ぶ。著書『仏教、本当の教え』『法華経と...

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目次

提供元:出版情報登録センター(JPRO)ヘルプページへのリンク
  • はじめに/総論 南無妙法蓮華経とは/“御義口伝”について/帰命について/「無疑曰信」は、「不疑曰信」にあらず/「人と法」について/釈尊における「人法体一」/「人」を強調する宗教の長所と短所/「法」を強調する宗教の長所と短所/日蓮における「人法体一」/人法体一の平等観/不変真如の理と随縁真如の智/色法と心法について/色心不二と依正不二の意味すること/南無妙法蓮華経の言語学的な説明/梵漢共時とは、インターナショナル/薩達磨・芬陀梨伽・蘇多覧について/数法相配釈について/無明法性一体について/因果一体について/「声もて仏事を為す」について/三世常恒について/法界と妙法蓮華経について/まとめ/第一章 自己の探求/自で始まり身で終わるから始終自身/自身の受用を論じたのが自我偈/自受用身とは我等衆生のこと/一念三千とは何か/一念の全体像と心の自由度/“三身如来”の問題点/『維摩経』における法身/「法という身体」の矛盾/「人」と「法」の関係の逸脱/仏教は一神教的絶対者を立てず/“非我”か“無我”か? /“自力”か“他力”かの分類法に違和感/釈尊の説法も“始終自身”であった/自己との対決の必要性/第二章 汝自身を知れ/釈尊入滅後に行なわれた仏典結集/「如是我聞」に込められた三つの意味/インドにおける“聞く”の意味/我が身の上の法門/ソクラテスと釈尊の「汝自身を知れ」/日蓮の「汝自身を知れ」/第三章 日蓮の時間論/寿量品のあらすじ1/十界己己の我ら衆生が無作の仏/成とは開く義/已来の言の中に現在は有る/已も来も無量無辺/現在の瞬間に永遠を開く/無量無辺の一念三千/日蓮等の類いは寿量品の本主/久遠とは働かさず繕わずもとの儘/人間ブッダの神格化/釈尊滅後に始まった教団の堕落/釈尊の神格化と教団の権威主義化/容易に覚っていた初期仏教徒たち/「菩薩」という語による神格化/久遠とは南無妙法蓮華経/弥勒菩薩待望論への皮肉/久遠実成による諸仏の統一/ほか

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書誌情報

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-480-01799-4
タイトルよみ
ニチレン ノ シソウ : オンギ クデン オ ヨム
著者・編者
植木雅俊 著
シリーズタイトル
著者標目
著者 : 植木, 雅俊, 1951- ウエキ, マサトシ, 1951- ( 00362240 )典拠
出版年月日等
2024.6
出版年(W3CDTF)
2024