忘れの構造

• 資料種別: 図書
• ISBN: 978-4-480-43990-1
• タイトル: 忘れの構造
• タイトルよみ: ワスレ ノ コウゾウ
• 著者・編者: 戸井田道三 著
• 版: 新版
• シリーズタイトル: ちくま文庫 ; と3-3
• 著者標目: 著者 ： 戸井田, 道三, 1909-1988 トイダ, ミチゾウ, 1909-1988 ( 00084482 )典拠
• 出版事項: 東京 : 筑摩書房 (出版)
• 出版年月日等: 2024.11
• 出版年（W3CDTF）: 2024
• 数量: 317p
• 大きさ: 15cm
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 表現種別: テキスト
• 機器種別: 機器不用
• キャリア種別: 冊子
• NDC10版: 914.6 : 日本文学--評論．エッセイ．随筆
• NDLC: KH971
• 対象利用者: 一般
• 入手条件・定価: 900円
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: KH971-R10370
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 033769023; http://id.ndl.go.jp/bib/033769023
• 全国書誌番号: 24063152
• トーハンMARC番号: 34671465
• 目録規則: 日本目録規則2018年版
• 整理区分コード: 111

• 要約等: 人間はなぜ忘れるのだろう？ 忘却にはどんな意味があるのだろう？ 人間が人間であることの意味を深く見つめる哲学エッセイの名著。解説 若松英輔（提供元: 出版情報登録センター（JPRO））
• 著者紹介: 戸井田 道三 戸井田 道三（といた・みちぞう）：1909-88 東京都生まれ。早稲田大学卒業。天皇制と能楽の関係を説いた『能芸論』を上梓、民俗学、人類学を援用した能や狂言の考察で知られた。1954年より毎日新聞の能評を担当、のち映画評もおこなった。著書に『日本人のかみさま』、『観阿弥と世阿弥』、『き...

目次

序章　記憶のヒキダシ型とマリモ型／１／記憶とブラック・ホール／刷りこみ／風車と舌／忘却の空白と糸／空間感覚の成り立ちかた／夢も歴史のうち／喪失した自分／〈忘れ〉と自由な構想／アイマイの効用／共同の原型／〈だろう派〉の主張／置き忘れる眼鏡／内と外の間の漠然とした領域／２／カラダがおぼえる／洒脱な病人／ぎごちない演技／忘れた何かが呼んでいる／からだの操作ミス／身中の虫／縄張り／仮面の内と外／〈眼鏡は顔の一部です〉／顔とそこに表れるもの／身のたけにあった言葉で／牡蠣とカキとoyster／おいしい仔犬／こぶとり爺さん／表現を妨害するいたずらもの／３／熱湯好き／丈夫すぎるのもよくない／〈ひとの噂も七十五日〉／忘れぬことの災害／墓石は忘れるため／傘を忘れること／郵便配達夫ルーラン／〈ぼくちゃん〉／風情の底の忘れもの／祭りのしきたりを忘れても／発掘された安万侶墓誌／無意識へ押込む／山の神まつりのひながた／医師の手／同期のクラス会／思い出は身に残り／終章　あるかなきかの煙／あとがき／解説　忘却の波をくぐり抜けてよみがえる言葉　若松英輔