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文書・図像類

猥褻風俗史 : 猥褻風俗史

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猥褻風俗史 : 猥褻風俗史

資料種別
文書・図像類
著者
宮武外骨 : ミヤタケガイコツ
出版者
-
出版年
1911
資料形態
ページ数・大きさ等
1
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

タイトル注記:書題簽「猥褻風俗史〈原/稿〉」(左肩無辺、料紙雲紙)。折帖(画帖仕立)特別本、旧目録に未収録。共紙表紙、画帖仕立、包背装。四周双辺28行22字藍刷原稿用箋(23.7/44.8)。用紙を切り接いだ箇所あり、1面の行数は不定。台紙は紙背に反古あり(大字の習書)。○一部は四周単辺20行20字...

資料詳細

内容細目:

「羞恥心の薄弱なりし野蛮時代、半開時代」の性風俗について記述し、明治以降「道徳制裁、法律制裁の起りし事実」を説明した風俗史書。自序に「今日猥褻の事物と認むべきものを、昔時法律上或は道徳上、何等の制裁なかりし事実を歴叙」するための書という。総説、神躰、陰形、歌謡、刊本、観物、雑記(俚諺・四目屋)、結論...

解題・解説:

明治44年3月20日、自序。巻首「宮武外骨編輯」。自跋あり。巻末に朱書「明治四十四年三月廿五日印刷/明治四十四年四月五日発行」。見返に装丁識語「大正四年七月廿日装此/井上和雄(朱書花押)」。巻頭に識語「証編者自筆(朱印「井上和」)」。(提供元: デジタルアーカイブシステムADEAC)

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書誌情報

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資料種別
文書・図像類
タイトルよみ
ワイセツフウゾクシ
著者・編者
宮武外骨 : ミヤタケガイコツ
出版年月日等
1911
出版年(W3CDTF)
1911-01-01
数量
1
32.6/23.0
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
タイトル注記 : 書題簽「猥褻風俗史〈原/稿〉」(左肩無辺、料紙雲紙)。
折帖(画帖仕立)
特別本、旧目録に未収録。共紙表紙、画帖仕立、包背装。四周双辺28行22字藍刷原稿用箋(23.7/44.8)。用紙を切り接いだ箇所あり、1面の行数は不定。台紙は紙背に反古あり(大字の習書)。○一部は四周単辺20行20字紅刷原稿用箋に別筆で記され、「朝倉無声氏筆なり」との朱書附記(井上和雄筆か)あり。○本文1枚目は別筆(井上和雄筆か)、末に朱書附記「本頁の原稿は紙屑となりしを以てこゝに補ひつ 辛亥(明治44年)十二月十七日」。○『猥褻風俗史』は明治44年4月、雅俗文庫(大阪)刊。和装本(半紙本)。『宮武外骨著作集』5巻解説によれば、『筆禍史』『本邦新聞史』発行の際、贈呈用に100部製本の予定を500部増刷して頒布した。○装丁者の井上和雄は浮世絵研究者。12歳の明治33年より同44年まで京都の古書肆山田聖華房に勤務、古書の刊記より得た知見を集め『慶長以来書賈集覧』(大正5年刊)を編む。『宝舟集』(大正8~11年刊)・『本屋往来』(大正11年刊)・『浮世絵歌舞伎画集』(昭和2年刊)・『浮世絵師伝』(昭和6年刊)・『浮世絵標準画集』(昭和7年刊)・『浮世絵概観』(昭和8年刊)・『宝船考』(昭和11年刊)・『書物三見』(昭和14年刊)等の編著あり。昭和21年6月没58歳。宮武外骨と親交あり、本書は外骨自身より得たものか。○陰形の章に、生殖器崇拝に関する文献・民俗の詳細な紹介あり。章末に「茲に特筆して読者の注意を惹くべき一事は、前掲摘抜記事中に於ける用語を対比し見るにあり、往昔の学者たり又操觚家たる人々は、男根と書し陰門と書して、毫も憚る所なきに、明治の近年に至りては、此用語を卑しとして、男女生殖器といひ、姉崎正治氏の如きは、更に進んで、印度語を以てリンガと云ひヨニと云ふに至りしを見よ、これ文筆上に於ける開明の一表徴ならずや」。○「刊本」の章末に「予も往年〈自明治三十四年/明治四十二年〉滑稽新聞紙上、時弊に投じて記述せし文書図画のため、風俗壊乱と認められて、重罰に処せられたること十数回なりき。今にして之を思へば、予も亦『猥褻風俗史』の材料たる大立物の一人なりし也」。
カテゴリ名 : 無し
資料の種別 : ※風俗
資料の分類 : 和書-※風俗
公開範囲 : デジタルコンテンツなし