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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- タイトル
- タイトルよみ
- ゾウホトウサンシ
- 著者・編者
- 福居芳麿(滕知文) : フクイヨシマロ
- 出版年月日等
- 1807
- 出版年(W3CDTF)
- 1807
- 数量
- 323.2/16.4
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- タイトル注記 : 書名は原表紙左肩書外題「増補東山志 上(中・下)」による。序題「東山志巻首」。国書総目録題・旧書名・内題「東山志」。素紙表紙に朱色覆表紙を付す。四周単辺9行薄墨刷罫紙。○上冊巻頭丁の紙間に「町支配 〈福原刑部家来〉蓮田三右衛門」とある墨書紙片あり(名刺か)、福原刑部は3500石の旗本で、奥州街道下野佐久山宿、御殿山城に陣屋を構えた。○国書総目録によれば3巻3冊。岩瀬本の現状は、上冊:内題「東山志巻上」、尾題「東山志巻の一〈終〉」。中冊:内題「東山志巻之二」、尾題なし。下冊:内題なし、28丁目裏に尾題「東山志巻二〈終〉」。更に30丁目以下に盛岡以降の記事あり(30丁目表は1行目に白紙罫紙を貼り接ぎ、内題なし)。仮にその部分を巻3と見なした。○自序には「…上巻には街道及旅邸の美悪を記す然共とも(ママ)予諸勝を探るの癖ありて旁ら叢祠梵刹の伝記を引書し猶其事の記し足らさるは下巻に譲りて其説と図画とを合せて見る人の遺憾なからしめんか為なり」とあり、当初は上下2巻の予定であったらしい。岩瀬本に図画はなし。なお、東洋岩崎蔵「東奥紀行図」(秦檍丸画・安藤重之等校、3巻2冊)が図画に相当するか。○伝本は外に、写:国会、東洋岩崎、東博、函館、無窮神習(巻上附録、1冊)。外に『みちのくにえきろの記』(文化4年序、2巻2冊)も同内容か。伝本は内閣(自筆)、岩手(早川孝太郎写)、函館(「陸奥駅路記」)。○著者福居芳麿は幕臣。福井とも。本姓藤原。修姓滕。名知文。字士興。号嶰谷・竹陰亭・東山人。蝦夷地御用掛下役。享和元年幕命により蝦夷地を探検、文化4年にも再度蝦夷地に渡る。生没年未詳。その外の著述『蝦夷の島踏』(享和元年成、文化11年訂正)・『?谷叢説』(寛政2年~文政13年成)・『東夷周覧』(享和元序)。○朱書増補本文に奥の細道よりの引用あり。○巻2仙台の前に、仙台より松島への案内記「松嶋の記」あり、頭書に実際の旅に基づく見聞記あり。○巻2金成宿の後、畑村「炭焼藤太墓」条に同人の伝説。一関宿に「此駅より女の眉毛を剃らす是より奥に至りては過半眉を剃らす」。渋民の後、巻堀村、「金勢明神社〈巻堀村左のかた檜の大木八本あり其所の民家に惣七金勢神を祀り此神いつの比より祀れりといふ事をしらす神体は唐金を以作れる男根なり土俗伝へて言此村の小女十三四歳になれは一夜夢中におそはるゝ事あり是金勢神の淫涜なすか故なりといふ中古一異人この犯暴を悪みて鉄の鎖を以繋きたりといへとも猶その淫涜止す時々遊行なすといふ一説に弓削の道鏡を祀るといふ〉」。巻3今別の朱書頭書増補記事「此所より西海岸ウテツといへる処六七十年已前まて蝦夷住せし由今ウテツ村一村皆蝦夷の孫にして風俗をうつしたるよし今も今別 寺といふ寺へ七月仏事のせつ来り古例によりて蝦夷おどり有しよし」。○筆蹟サンプル画像へのリンクあり。カテゴリ名 : 無し資料の種別 : 地理 日本地誌資料の分類 : 和書-地理 日本地誌 遊覧遊歴 遊覧 道中記公開範囲 : デジタルコンテンツなし