文書・図像類

藻汐草 : 蝦夷方言藻塩草

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藻汐草 : 蝦夷方言藻塩草

資料種別
文書・図像類
著者
上原熊治郎・阿部長三郎編 : ウエハラクマジロウ・アベチョウザブロウ
出版者
-
出版年
1804
資料形態
ページ数・大きさ等
1
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

タイトル注記:序題「藻汐草」。目録題・跋題「蝦夷方言」。柱題「藻塩草」。後補左肩書外題「蝦夷方言藻塩草」。改装朱色表紙。四周単辺15行。版心下部に丁付、〈一~〈百三。○「(星の形状の略図)如此星」など絵を用いた箇所あり。「猟虎」「水豹〈あざらし〉」「鯨」「つなき〈善知鳥〉」「枯れ草」「甘隊(甘遂か)...

資料詳細

内容細目:

アイヌ語辞書の嚆矢。天地、人物、支躰死活、世事、口鼻耳目心、器財、鳥獣魚虫、草木、品目、助辞、熟語の11門に部類し、上段に和語の単語や語句を漢字かな交じりで列記し、下に対応するアイヌ語をカタカナで記す。序丁裏に「蝦夷地之図」(東が上)あり。内容の一部(半濁点は字の後に*を付す)、(世事部)「軍談浄瑠...

解題・解説:

序全文「藻汐草序/上令下達乃治国之首也弁物通情乃執政之要也今閲蝦夷方言書是亦係于臨民之機豈訳家之玩而已哉况垂徳化開大業之時也乎是所以上木矣/文化元子年 白虹斉撰」(最上徳内)。跋全文「蝦夷方言跋/蝦夷地東西の諸嶌を廻るのあいだ旁午の遑を忍むで方言を書あつめたれども里人の音韻を聞得さることも少からず且...

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書誌情報

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資料種別
文書・図像類
タイトルよみ
モシオグサ
著者・編者
上原熊治郎・阿部長三郎編 : ウエハラクマジロウ・アベチョウザブロウ
出版年月日等
1804
出版年(W3CDTF)
1804
数量
1
12.5/16.8
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
タイトル注記 : 序題「藻汐草」。目録題・跋題「蝦夷方言」。柱題「藻塩草」。後補左肩書外題「蝦夷方言藻塩草」。
改装朱色表紙。四周単辺15行。版心下部に丁付、〈一~〈百三。○「(星の形状の略図)如此星」など絵を用いた箇所あり。「猟虎」「水豹〈あざらし〉」「鯨」「つなき〈善知鳥〉」「枯れ草」「甘隊(甘遂か)の如く実赤」に関する語彙豊富。○和歌3首は「つらしともいはで過行身のほとはおもひしらぬはなみたなりけり」「見せはやなおしまのあまの袖たにもぬれにそぬれしいろはかはらす」「日高くは此川かみをたつね見むむすへは水にはなの香そある」。○佐藤知己「『藻汐草』の「一冊本」について」(『北海道大学文学研究科紀要』121号、2007)等によれば、①『藻汐草』には1冊本と2冊本とがある。②両者は基本的に同版。1冊本が早印で伝本が少ない。2冊本には板木の欠損による難読箇所あり。③原題簽は1冊本が「もしほ草 全一冊」(左肩双辺)、2冊本が「蝦夷方言藻汐草 乾(坤)」(左肩双辺)。④1冊本には小異のある甲種・乙種の2種あり。○岩瀬本は1冊本の甲種に相当。乙種である北大蔵の一本(請求記号「旧記 0662」、北方資料DBによる)をも参照するに、乙種は甲種に先行する。異刻箇所の例、1)乙種:五丁裏左辺上部の匡郭に欠損あり。→甲種:入木で匡郭を接ぐ。2)乙種:三十丁裏15行「入れてしまふ」の下のアイヌ語部分は彫残し。→甲種:「ヲマレアノキタ」。3)乙種:卅五丁裏3行目以下の空白部の周囲に彫残し風の墨付あり。→甲種:彫残し部分をさらえて墨付なし。
カテゴリ名 : 無し
資料の種別 : 言語 辞書
資料の分類 : 和書-言語 辞書 辞典
公開範囲 : デジタルコンテンツなし