三春人形 : 三春人形
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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- タイトル
- タイトルよみ
- ミハルニンギョウ
- 著者・編者
- 杉山寿栄男編 : スギヤマスエオ
- 出版年月日等
- 1925
- 出版年(W3CDTF)
- 1925
- 数量
- 127.8/20.5
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- タイトル注記 : タトウ表紙に貼られた紙の中央に刷外題「三春人形」。未装の図版全23枚を赤茶色ボール紙のタトウに収める。各紙は20.0/25.9。○国会本には編者自序1紙2頁分あり、その後半部「…此の画集に載せた三春人形は風俗人形として最も興味あるもので、福島県三春の僻地に明治初年頃迄は伝つて作られてゐたものらしいが、其後製作者も少くなり実質も粗悪となつて昔の作品に見るやうな深い趣がなくなつたのであります。此の人形の製作の時代に就いては種々取沙汰されてをりますが、大体は文化、文政の玩具の盛んな時もすぎた天保頃のものと見られて居ります。言ふまでもなく三春地方は玩具界に於て古い歴史を有することは三春駒でも分りますが、此の風俗人形も其の昔元禄頃に都で衣裳人形を金襴で作つてゐたのを、当時此の土地の玩具の天才が型抜の張子として簡単にし工夫したものと思はれます。其の初めは上巳や端午の贈り物の人形を作つたらしく、お雛様や五人囃もあり、又五月人形としては牛若、弁慶、金太郎と言ふやうな武者人形もあり、其他浮世風俗として女暫や春駒傘等持つて踊つてゐる美人を写したもの等すべて普通の衣裳人形より著しく活躍してゐることは一目瞭然で、当時の作者の腕が如何に冴えてゐたかゞ偲ばれるのであります。兎も角三春張子人形は日本玩具の張子人形中の傑作であつて最も趣味深いものであります。/大正十四年五月/千寿堂識す」。カテゴリ名 : 無し資料の種別 : 諸芸 玩具資料の分類 : 和書-諸芸 玩具公開範囲 : デジタルコンテンツなし