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デジタル- 東京大学総合図書館 General Library, The University of Tokyo
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書誌情報
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- 資料種別
- 図書
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 鷗外文庫書入本画像データベースImage Database of Annotated Books in the Mori Ōgai Collection請求記号:鴎B700:95注記:書入頁フリードリヒ・パウルゼン『倫理学体系』。 パウルゼンはベルリン大学の哲学教授。出版年が1889年となっており、鴎外が帰国後に購入したものと考えられる。鴎外は小倉時代に本書の一部を「フリイドリヒ・パウルゼン氏倫理説の梗概」として抄訳している。 書入れは一部の章に集中しているが、特に、J・S・ミル、カント、ショーペンハウアーの道徳哲学に触れた第1部第6章「キリスト教倫理と近代倫理」には熟読の跡がみられる。小堀桂一郎は、鴎外が「フリイドリヒ・パウルゼン氏倫理説の梗概」においてニーチェの「君主の道徳と奴隷の道徳」論を原典以上に強調していることを指摘し、小倉時代の鴎外がニーチェに強い関心を持っていた証拠としている。またデュレルの絵画に言及した箇所に「外山思想画」という書入れがあり、外山正一との論争との関連も考えられる。(河)関連作品: 「フリイドリヒ・パウルゼン氏倫理説の梗概」(全集25巻)参考文献: 小堀桂一郎『森鴎外−文業解題』翻訳編,岩波書店,1982年原本資料所蔵者 : 東京大学総合図書館原本資料所蔵者 : General Library, The University of Tokyo
- 製作者
- 東京大学総合図書館General Library, The University of Tokyo
- IIIFマニフェストURI
- https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/iiif/cbed47b4-03d0-4679-86d4-a7eda5c05025/manifest
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 著作権情報
- https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/archives-top/reuse
- 連携機関・データベース
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