第1巻: 小説1. 第2巻: 小説2, 詩
詩: 蓼の花, かたつむり, 妙な墓参, 飯を食ふ音, 電信工夫, 雨あがりの朝, 坂道で, 自動体量器, 雨, 池袋で, 地球よ廻転を止めろ, 午後の一時, のんきもののK, 遠景, 青草の上で, そばの花, 釣, 冬の魚, 柚子, せきれい, 桃郎, ポプラの梢, こげた飯, ふらふらと, 失業者の夕暮, 腰巻, 月経, 秋, 月夜の時雨, 平蔵の詩, 杉山の松, ふるさと, 雀よ言ふな, 山の昼食, 雨のもる音, おしのを呑んだ神戸, 夜道を三里, 積つた憤怒, 初卵, 男の子と女の子, 白壁, おぢいさんとおばあさん, 地球たたいて日がくれた, 蚯蚓の詩, 蛙の詩, 蝉の詩, おしのの腰巻, 犬ころ, 鞦韆, 裏長屋の秋晴, オカアの血のにじんだ餅, たうもろこしのひげ, 山, 新吉ところの牡牛, 神戸のマツチ工場から帰つたおしの, 冬眠してゐた蛙, 月夜の橋上から, 風呂水, メクラとチンバ, ある風景, 大根, 大根, 夕ぐれの町から帰る子供, 赤い着物をきた親子, 蝶蝶, からたちの垣根, 平気な顔, 美しき不覚, 秋, 道を教へてくれた人, 一月一日, 一月三日, 二月二十八日, その下で, 二十八の春, 家, 白いシャツ, ちぎれ雲, 新秋, 涙, 三月の花, 夕餉の支度, 琉球庵, 秋, 昼の夢, 蚊遺火, 母, 途上, うめもどきの日, 燕の唄, 松の木, お地蔵さんの詩, 辛抱, 死に場所, 五十年, 空洞, 妻浦のあかり, 暗渠, 隅田川, 旅吟, 無名画家の火葬, 六十年, オホーツク海の烏
年譜: 第2巻p1059-1068
解説: 浅見淵