一般注記写本
巻頭「蝦手の舎遺稿巻の上(下)」
外題左肩本文同筆「蝦手の舎遺稿巻の上(下)」
編者は「かくものしつるハ明治三十/年十二月淡海の彦根にすめる/石原純章」の自跋より
内容: 青木千枝の和歌・文章・消息等を石原純章が編集したもの
丁付: 巻の上: 1-68. 巻の下:1-73
外題左肩本文同筆「和歌七通抄」(書名は外題より)
目録(第1丁表)「一 毎月抄 缼本/二 和謌口傳/三 遠嶋御抄/三 [ママ] 俊成卿女文/五 遂加/六 和哥庭訓抄/七 和歌用意」(「缼本」は朱書)
和謌口傳: 巻頭「和謌口傳等」. 巻末に「此抄者家隆卿御説傳奉所也雖為竹 [ママ] 時他人/之手不可渡是先師作也/建久三年七月日 大中臣忠光判」とあるものの写
遠嶋御抄: 巻頭「遠所御抄」. 巻末に「仁治元年十月八日於大原山西林院普賢堂以/教念上人所持御震 [ママ] 筆本書之畢頗有由来尤/可為珍之」「件の教念上人ハ彼院に遠所まて付まいりて/ [中略] 焼捨られける中にをしく覚て取留と書之」「貞和六年二月一日於粟田口寄宿房書写之 [中略] 法勝寺六僧/坊炎上時令焼失仍重而写之 江湖周嗣判」とあるものの写
俊成卿女文: 巻末に「此文者續後撰之時越部禅尼俊成卿女消息/先年書置之處為權家被借失之間誂或仁/令書写畢/観應二年九月九日 頓阿」とあるものの写
遂加: 巻頭「遂加書之」. 巻末に「以先人遺命私書加之 法眼慶融」「此抄周嗣禅師 新千載作者頓公和哥門弟 所持之本也以□進/之功被付属畢/貞治三月日 頓宗」とあるものの写
和哥庭訓抄: 巻頭「和謌庭訓抄」. 巻末に「于時嘉暦元年六月日染紫/毫書白麻畢」とあるものの写
和歌用意: 巻頭「和謌用意条々」. 巻末に「大概注之 前亞相在判/和歌秘密相承条々」とあるものの写
巻末に「代々集巻頭哥」として、万葉集及び二十一代集の巻頭歌を収める
本文共表紙
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