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リズムのメディウム : 特集

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リズムのメディウム : 特集

資料種別
図書
著者
-
出版者
たばこ総合研究センター
出版年
2023.3
資料形態
ページ数・大きさ等
26cm
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

書物のフィールドワーク92: p83

関連資料・改題前後資料

談 : speak, talk, and think外部サイト

資料詳細

要約等:

リズムは、音楽と最も強い結びつきのある言葉だが、もとより音楽の専門用語ではない。たとえば、言葉のリズム、心臓の鼓動のリズム、生活のリズム、潮汐の干満のリズム、あるいはたてものの柱のリズミカルな配置など。さまざまな文脈での「リズム」という言葉は、しかし、単なる比喩的な表現ではないことは言うまでもない。...

著者紹介:

近藤 譲 1947年東京生まれ。作曲家、音楽評論家 著書に『線の音楽』(復刻版 アルテスパブリッシング 2013、〈朝日出版社 1979年〉)『聴く人(homo audiens)』(アルテスパブリッシング 2013)、『ものがたり西洋音楽史』(岩波ジュニア新書 2020)他樋口 桂子 大東文化大学...

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目次

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  • 〈リズムと音楽〉「音楽には二種類のリズムが内在する」

  • 近藤譲(作曲家、音楽評論家)

  • 時間芸術のひとつである音楽において、時間の形式であるリズムは、当然本質的な意味をもっている。しかしそれにもかかわらず、これまでの音楽のリズムに関する議論には、ある種の混乱がみられるという。その混乱の主因は、音楽のリズムを一般的な意味でのリズムと直接結びつけて論じようとするからにほかならない。音楽のリズムは、むしろ、音楽固有の組織体系として考察されるべきだと主張するのは作曲家の近藤譲氏だ。もとより、音楽にかかわっているリズムは、音楽のリズムのみではない。一曲の音楽は、連続的に変化するひと続きの音響事象であり、したがってそこでは、一般的な意味でのリズムの形式原理も働いている。人々が音楽に感じるリズムは、じつは、それら二種のリズムの複合なのだ。音楽固有のリズムと一般的なリズムをいかに腑分けし、検出するか。だがそもそもそのようなことにどれほどの意味があるのだろうか。リズムのメディウムの探索はここから始まる。

  • 〈リズムと日本文化〉「日本のリズム……身体の深層にあるもの」

  • 樋口桂子(大東文化大学名誉教授)

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書誌情報

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資料種別
図書
ISBN
9784880655444
タイトルよみ
リズム ノ メディウム : トクシュウ
出版年月日等
2023.3
出版年(W3CDTF)
2023
大きさ
26cm
出版地(国名コード)
ja
本文の言語コード
ja