一般注記和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
鈔本
書名は叙首による
叙首に「霊棊經一部 唐尚書司門貟外郎李遠叙」, 後序に「上黨紫團叟 韓運休述」とあり
叙末に「時會昌九年秋九月叙 晋駕部郎中顔幼明/宋御史中丞何承天等註」とあり
本奥書に「大宋国前代帝号唐李氏王孫李允因之日本国商買時奉民部大夫高誼術藝秘宻允不揆隱諱其奉旨命特冩進之時寛治五年孟冬念五日允筆」, 「長治元年三月念九日庚寅於淳風坊亭借豆州刺史江通国朝臣之本書訖」, 「前奥州太守源有宗永久四年四月八日借請吏部江少卿本有宗嫡書写主計頭大外記但馬權守中原師遠永久五年五月十三日借得大外記本書写之」とあり
奥書末に「従妙雲坊之慈憐写之畢/時文禄二癸巳捻於近衛町書之道節(花押)」とあり
125卦象あり
毎半葉10行20字
訓点付
同帙に「霊棋經」(太田晶二郎, 「日本學士院紀要」第9卷第3號別刷, p.234-253, 昭和26年11月12日発行)を付す
印記: 「有不爲斎」, 「介夫」, 「伊藤龢印」(伊藤介夫)
虫損あり (裏打ち補修あり)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : CiNii Research
NACSIS書誌ID(NCID)https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC09737145 : BC09737145