文書・図像類

アーツ・マネジメント・プログラムのカリキュラムに関する研究2

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アーツ・マネジメント・プログラムのカリキュラムに関する研究2

Material type
文書・図像類
Author
中尾, 知彦ほか
Publisher
-
Publication date
-
Material Format
Digital
Capacity, size, etc.
-
NDC
-
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Notes on use

Note (General):

文化政策学部長特別研究費本学の教育の質的ないし技法的向上に資するような研究本学は教育研究の三本柱の一つにアーツ・マネジメントが掲げられているが、アーツ・マネジメントに対する認識が間違っていると思われることが学内でしばしば見受けられる。そして、そのことが本学の広報やプロモーション、教育活動にも影響を与...

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Digital

Material Type
文書・図像類
Author/Editor
中尾, 知彦
NAKAO, Tomohiko
Text Language Code
jpn
Target Audience
一般
Note (General)
文化政策学部長特別研究費
本学の教育の質的ないし技法的向上に資するような研究
本学は教育研究の三本柱の一つにアーツ・マネジメントが掲げられているが、アーツ・マネジメントに対する認識が間違っていると思われることが学内でしばしば見受けられる。そして、そのことが本学の広報やプロモーション、教育活動にも影響を与えていると思われる。経済学が生まれるより前に人間の経済活動は存在していたが、経済活動は経済学と同義ではない。同様に、アーツ・マネジメントの概念が生まれるより前に世界中にアーツ・イベントは存在していたが、イベントを実施することがアーツ・マネジメントというわけではない。 本研究は、学内外におけるアーツ・マネジメントの普及と発展、本学も含む日本の大学(学部・大学院)等におけるアーツ・マネジメント教育のシステム・技法の開発を目的とする。したがって、本研究はアーツ・マネジメントの研究ではなく、アーツ・マネジメント教育の研究ということになる。そしてそのために、ゲスト・スピーカーによる講演会の開催、ケース・メソッドの実施・開発のための教材作成、研究会の開催を行った。 熊倉学長からも指摘があった通り、本研究は主に教育に関することであり、研究費で実施することには疑問もあったが、現行のしくみでは教育のための経費を教員は執行できるようにはなっていないので、特別研究費を得て実施した。
SUACアーツ・マネジメント講演会の開催経営学を中心とした社会科学を基礎とするアーツ・マネジメントは2~3人の教員で網羅できるものではなく、多くの分野の研究者との連携を必要とする。また、研究者のみでは現場の情報、最新の情報が不足し、学生にとって講義で学んだ理論の現実社会への応用が不十分となることがあり、英米の大学では学外の実務家をゲスト・スピーカーとして招聘してシンポジウム、講演会等を実施し、実践的な内容を補完するということが頻繁に行われている。今回は飯島健氏(財団法人新国立劇場運営財団支援業務室長/2009年10月23日)と矢崎彦太郎氏(指揮者/2010年1月20日)を招聘し講演会を行った
ケース教材の作製・出版下記2種の作成・出版を行った。「劇団四季 ジーザス・クライスト=スーパースター 2009年名古屋公演」(愛知大学経営学部准教授・太田幸治氏が執筆)
アーツ・マネジメント・プログラムのカリキュラムに関する研究会開催第1回研究会:2009年7月9日、第2回研究会:2009年8月2日、第3回研究会:2009年10月28日、第4回研究会:2009年12月27日
アーツ・マネジメント教育にゲスト・スピーキングを採り入れることにより、学生に普段にはない刺激を与え、理論と現実を結び付け、実際の社会への応用力を養成するのに一定の効果があったと思われる。また、講演会は一般公開の形にして地域の方にも開放したため、本学の地域貢献の一端も担うことができたのではないかと思う。 今回ケース教材を作成・出版し、日本では慶應義塾大学、政策研究大学院大学に次いでアーツ・マネジメント教育におけるケース・メソッドの採用に本学が着手することができた。また、ケースを関係各所に送付することによりアーツ・マネジメント専攻を有する大学の取り組みとして本学のアピールをすることができた。 ケース教材は継続的に作成し蓄積・更新していくことが重要であるし、ケースを作成するだけでなく使用しなければ意味がない。次年度(2010年度)以降については、ケース作成の継続、ケース・メソッドによる教育の実施、ケース教育の方法の洗練、ケース・リードができる教員の養成・教員の能力開発が課題であると認識している。
identifier:21-文学-7
Source
https://suac.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=695&item_no=1&attribute_id=23&file_no=1
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CC BY-NC-ND